貴重なタンパク源の大豆、これから色々な加工食品が作れます |
玄米は、家にある小さな精米機を使って、自分の好みに精米しています。我が家では通常7分づき程度で白米にはしませんので見た目はよくありませんが、胚芽がしっかり残ったお米がたべられます。この小型精米機、とても丈夫で、おつきあいは随分長いですね。
自家製パンはフランス食パン
自分で選んだ小麦粉を使って、自分のレシピで作ったパンを食べ始めると、市販のものはなんだか物足りない感じがして、不思議とだんだん食べたくなくなってきます。我が家の自家製パンは、フランスパンの材料を少し応用して食パンにしています。市販のパンのような口に入れた時にふわふわとした口当たりの良いバンではありませんが、味のしっかりしたいかにもパンらしいパンになります。
たかが大豆、されど大豆
大豆を気をつけて購入すれば大豆の素性も明確で、余計なものはいっさい入っていない純粋な豆乳がつくれます。購入した豆乳には、保存のため、飲み易くするために、よく見ると色々なものが入っています。自家製豆乳はそうしたものが含まれていませんから、少し飲みづらいと感じる方もいるかもしれませんが、我が家では皆鈍感なせいか、あまり気にならず、飲んだり、ヨーグルトとして食べたりしています。そして、乳製品と同じように、豆乳から更に色々な加工食品も作れます。おからも無駄になりません。おからは惣菜として調理するだけでなく、ケーキやクッキーなどのお菓子の材料にもなります。
豆乳ににがりを入れれば豆腐も簡単にできるのですが、沖縄では大好きな島豆腐が安く手軽に手に入るので、今のところは、この島豆腐を購入しています。そのうち自家製島豆腐作りにもチャレンジしようと思っています。
そして納豆も水煮した大豆からヨーグルトマシーンを使って、一日半から二日発酵させるだけで簡単に沢山作れます。優秀なタンパク源、そして有益な発酵食品として、豆乳ヨーグルトと納豆はほぼ毎朝の食卓にのぼります。
おいしい沖縄の新鮮野菜
これらを基本として、そこに近所で購入できる採りたての美味しい地元野菜が加われば食生活の基本はほとんどまかなえます。むろん、我が家は純粋なベジタリアンというわけでは全くありませんから、お肉やお魚、卵も食べます。ただ、主たるタンパク源を大好きな大豆おいている、というだけのことです。、結果として、動物性タンパク源を主体とする食生活よりは、環境負荷も少しは低減できているようです。大豆は長期保存もきき、必要な時に必要なだけ作れるというメリットも。
手作りは面倒?
こんな食生活をお話すると、「健康には良くても、いかにも手間やコストがかかり大変そう」、と思われる方も多いかもしれませんが、で、私もこういう食生活を始める前にはそんな風に思っていたのですが、いざ始めてみたらこれが目から鱗。今ではそれぞれ便利で安価なマシンが簡単に手に入り、それらを利用するとこんな手作り食生活も思いの外簡単、ラクーに実行できるんです。
お米、大豆、小麦粉の購入
玄米、小麦粉、大豆ともに25キロ単位で「業務用」を購入するのが良いでしょう。場合によっては単価がかなり違ってきます。それだけでなく、小麦粉、大豆、お米も小売店にある以外にも豊富な種類から選択できます。どこの産地の、どういったものという、素性のはっきりした材料が購入できます。小麦粉だけは、製粉工場の製品になり、完全に純粋な小麦粉はありませんが、それでも添加物は明記されています。我が家の小麦粉は、添加物が少ないという理由で、江別製粉のタイプERが基本です。
保存方法
大量に購入すると保存が大変のようですが、裏技があります。布団圧縮袋を利用して、脱気して保存することで、虫もつきませんし、湿気も防止できる上、低酸素下で長期の保存が可能になるのです。そして利用には、月に一回程度、ビニール袋に一回毎の必要量を入れ、必要な数だけ小袋を作っておくと、毎回の作業が簡単になり、とても便利です。
健康志向と安心
大豆や大豆の加工食品をふんだんに食べていると、不思議と、自然に肉や魚、卵などもさほど沢山食べたいとは思わなくなります。ま、一言でいうと、大豆中心の生活が私達の身体にはよく合っている、ということなのでしょうね・・・。で、そんな地味でも滋味豊かな食生活が、結果として随分と私たちの身体を健康にしてくれているのでは、と密かに思っているわけです。
究極のスローフードは手作り、ご興味ある方は是非お試しあれ。
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