運動の効果として筋肉が取り上げられる事が多いように思いますが、どうやら脳に及ぼす影響もかなり大きいようですね。
運動による脳への効果は二つあげられています。
・身体を動かす事で新しい神経細胞が生み出され、新しく興奮し易い神経細胞は、記憶力や思考力を高める。
・同時に、神経細胞が興奮しすぎないよう、興奮を抑制する神経伝達物質を生産する。
この結果として、興奮し易いけれども、同時にリラックスもし易い脳になるということです。一見矛盾したような作用ですが、自然はバランスをとるようにできているのでしょうね。それだけでなく、この効果は、比較的長期に渡って持続するのだそうです。
確かに激しい運動を毎日のようにして、身体にとってそれが常に過剰な運動量となれば、疲労が常態となり思考力も低下、落ち着いて読書をしたりものを考えたりという能力も落ちていく可能性はあるのでしょう。
けれども「程よく」運動する事で、神経細胞の再生産を活発化し、同時に神経の興奮のバランスを整える環境も得る事ができるという研究結果です。程良い運動が心身の落ち着きをもたらし、記憶力や思考力も高める、ということですね。
一言でいうと、「よく遊び、よく学べ」ということでしょうか・・・。何事もバランスは大切ですね。
出典:Wiredの解説を参照下さい。
原論文:The Journal of Neuroscience
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