史跡 新城城跡 |
「当該地区は以前におこなった試掘調査の結果、埋蔵文化財が確認され。緊急発掘調査を行ないました。よって、今後照会地での開発行為を行なうことについて問題ありません。
しかしながら工事など土地を改変する際に文化財と考えられるものが再度確認された場合は文化財保護法を遵守し、・・・(以下略)」
この付近に新城城があったらしいことは、近くの真嘉戸井(マカトウガー)という井戸の伝説の説明に「14世紀初期頃に新城城が建城された時代から、昭和初期まで」 という記述があることからもうかがえます。「真嘉戸井は新城部落に生活用水を供給する重要な水源であった」との記述もあり、その真嘉戸井に関する伝説は「球陽」の下巻に「遺老説伝」として記載されているとのことでした。
真嘉戸井の説明 クリックで大きくなります。 |
遺跡ウオーカーというサイトには新城A遺跡というのがありますが、その情報は旧具志頭村の村報を元にしたデータのようです。
この資料によると、日本での「中世」というのは、鎌倉・室町時代のこと、1200年から1500年台半ばまでを意味します。発見された出土品からは、沖縄貝塚時代前期からグスク時代の出土品とあり、さらに歴史を遡ることになります。
この資料によると、日本での「中世」というのは、鎌倉・室町時代のこと、1200年から1500年台半ばまでを意味します。発見された出土品からは、沖縄貝塚時代前期からグスク時代の出土品とあり、さらに歴史を遡ることになります。
新城A遺跡
近くで1万8千年前の港川原人も発見されている位ですから、こんな近代にこの地域で人々の生活があっても少しも不思議ではないですよね。
そのころ今の我が家のあたりで、どんな人々がどんな暮らしをしていたのかしら・・・、と少し思い巡らせてみました。暮らしぶりは今とは全く違っていても、きっとここから見える海の色や聞こえる風の音は大して違わなかったのではないでしょうか。ほんのりロマンを感じますね。
- ふりがな
- あらぐすくえーいせき
- 時代
- 中世細分不明
- 所在地
- 沖縄県島尻郡八重瀬町新城
- 緯度経度
- 26.140861, 127.740639
- 遺構概要
- 集落
- 遺物概要
- 村報3(沖縄貝塚時代前期-土器+土製品/フェンサ上層式土器+青磁+陶質土器)
- 発掘概要
- その他概要
- 旧、島尻郡具志頭村。 村報3-1986.3
近くで1万8千年前の港川原人も発見されている位ですから、こんな近代にこの地域で人々の生活があっても少しも不思議ではないですよね。
そのころ今の我が家のあたりで、どんな人々がどんな暮らしをしていたのかしら・・・、と少し思い巡らせてみました。暮らしぶりは今とは全く違っていても、きっとここから見える海の色や聞こえる風の音は大して違わなかったのではないでしょうか。ほんのりロマンを感じますね。
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