2013-06-19

台風と不調のしのぎ方

ハーリーが終わったと思ったら、やっぱり数日で梅雨明け。今年は例年より梅雨の期間が短かったのかもしれませんね。



「梅雨明けからの10日間が一番いい」というのを、あちこちで耳にしていたので少し楽しみにしていたのですが、どうやら今年は例年と異なり台風シーズンも駆け足でやってきたのでしょうか?

今日も台風4号の影響で、沖縄地方はだんだん荒れ模様になってきました。


沖縄の人々にとって台風は災いをもたらすものであると同時に恵みをもたらすものでもある、この台風のおかげで飲料水が確保出来、豊かな漁場も広がるのだそうです。

「台風襲来」と聞くだけで、「怖い」、「大変だー」というイメージに囚われがちですが、こうした自然のダイナミックな営みに逆らうことなく、「なんくるないさー」の精神で上手に付き合っている人がここには多いような気がします。


で、こうした柔軟なメンタリティーは、実は身体のメンテナンスにも当てはまりそうな気がしてます。

人間の身体も大きな目で見れば、自然の営みの一部なのですものね。良い時もあれば悪い時もある。一日という短い期間で区切っても、一生という長いスパンで見てもそう。

体調の良しあしに一喜一憂して気持ちを不安定にするよりも、こんな日もある、こんな時期もある、と少し大らかにゆったり構えて自分の身体と向き合うのも大切かしらと思ったりしています。

体調の優れない時というのは、実は自分の身体を知るとても良い機会。

身体に対する感受性が高まっていて、元気な時には見過ごしてしまうような小さなサインも、読み取れるようになったりしますよね。
不具合やら日頃の暮らし方の改善すべき点など、身体が一生懸命自分に話しかけている時だと思えば、逃してはならない貴重なチャンス。

「なんくるないさー」とおおらかに構えつつ、自分の身体が発するメッセージにも耳を傾け、「そうか、そうか」と優しく受け止め、自分の身体という「自然の営み」とも上手に付き合っていきたいものですね。


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