古い珊瑚礁の上を歩いていると、海水の中から何かに見られている視線を感じました。魚の視線を感じるなんてことあるのでしょうか?
でも、潮溜まりがあちこちにあり、その中には小型の生き物達が沢山います。泳いでいる小魚は動きがとても早いので、魚影だけが見えて、魚の姿自体は追えないことが多いのです。ところが、ふと視線のようなものを感じてそちらに近づくと、なんと一匹の魚がこちらを見上げているではないですか。魚はたいがい、人影が近づくと一目散に岩陰に隠れるのに、この子は何度も出て来てこちらに顔を向けます。まるで、「ねえ何してるの」といわれているようです。
こんな環境がすぐそばにあるなんて、なんと贅沢なのでしょうか。
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