停電は6000戸、303人避難とのこと。本島での最大瞬間風速は午後4時に国頭村奥で46.5メートルを記録した、とあります。
24号は本島北部により強くあたり、南部の那覇での最大瞬間風速でも23.4メートル、とありますから、少なくとも私の住むこの本島最南部にあたる八重瀬町のあたりは、運良くも、微妙にそれ、昨日のブログにも書いたように、拍子抜けするほど穏やかに終わったようです。
ただ、今回の台風の特徴は23号襲来直後に連続して非常に強い台風24号が通過したということ。県内では緊張が高まった、とあります。
沖縄気象台によると、今回のように台風が相次いで通過するのは2006年8月8日、9日に宮古島地方を通過した台風8号、9号以来7年ぶりなのだそう。復帰後の約40年間で2例目となるようです。
今回の台風とは違いますが・・・ |
今回はそれでも我が家のダメージは庭の植物達が強風と塩でかなり傷んだ、という程度で、ガラス窓や壁、フェンスなどへのダメージは皆無。ある程度のダメージを覚悟してはいたので、本当に助かりました。
それにしても、23号の風と雨はかなり激しかったのですが、家の中にいると、以前に書いたように気になるのは風音と雨音のみ。沖縄のコンクリート住宅は台風に耐えられるようとても強く建てられている、という頭で理解していた事実を実際に体感できました。
本土の木造住宅だと、台風の強風が吹き付けると家全体も少し揺れるような(子供の頃の錯覚だったのかもしれませんが)怖さを感じたのを覚えているのですが、そういうことが全くない。そして、窓のサッシ。この強度も本土のサッシの比ではないそうで、はるかに厚く丈夫です、と言われてはいたのです。で、今回それも実感。
以前南向きマンションの8階に住んでいた時、相模湾からもろに吹き付ける大型直撃台風の強風で、さすがに建物はびくともしませんでしたが、サッシのガラス窓が打ち破られるのではないかと思うほど揺れ、怖い一晩を過ごしたことを覚えています。
でも、今回相当強く打ちつける風と雨にもこの家のガラスはびくともしませんでした。大きな飛来物が当たりでもすれば別でしょうが、相当な風雨程度ではなんの影響も受けないのだ、ということが良く分かり、とても心強く過ごせました。
ただ、今回は幸いでしたが、このように台風が連続して襲来することもあるのでしょうし、それに加え停電、断水など、一度大きな災害が起これば、東日本大震災を例に出すまでもなく、予期せぬ災いが次々に連鎖して起こる、ということもあるわけですよね。我が家は食料や水については常にある程度の余力があるのであまり心配していないのですが、やはりライフライン、中でも電気の確保についてはもう少し準備しておく必要があるのかなーと、今回あらためて思いました。
非常時に備える、というのは日常を見直し、暮らしをよりシンプルに明瞭にすることにもつながりますよね。災いを福に変えるのも結局は自分次第、ということでしょうか・・・。
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