2013-09-28

美味しくて健康的なドラゴンフルーツ

9月の末になって、ドラゴンフルーツがまた豊富に出回ってきました。
白い果肉のホワイトピタヤ(ドラゴンフルーツ)

ドラゴンフルーツは本当の名称はピタヤと言い、海外産が殆どで、日本産は沖縄が90%以上を生産しています。海外産は完熟前に収穫して送るため、未熟なままで、バナナなどと違いドラゴンフルーツは収穫後の追熟はないとのことです。ですから、本当に甘いドラゴンフルーツを食べたかったら、生産地(沖縄、鹿児島、宮崎)で完熟したドラゴンフルーツが出回っているのを頂くしかないようです。

そういえば、酸っぱいけれど甘みの薄いドラゴンフルーツをこれまで食べていたような気がします。初夏に出回った時に、赤い果肉のドラゴンフルーツ(レッドピタヤ)の甘さに驚かされましたが、これは近所のお店が栽培農家から直接仕入れたものを購入したものでした。ですから、畑で完熟したものだったのです。甘いわけですね。

今日は、近くのドラゴンフルーツ畑の入り口で直売が行われていましたので、白と赤の果肉のものをそれぞれ一袋づつ購入しました。それぞれの袋には5個(大玉のホワイトピタヤ)と9個(小型のレッドピタヤ)入っていましたが、更に2個もおまけを付けてくれました。


やはり、これも完熟のドラゴンフルーツです、とても甘みがありました。

このドラゴンフルーツ(ピタヤ)は、サボテン科サボテン族で、病虫害や乾燥にも強く、塩害にも負けません。栽培の際に農薬も必要ないそうです。その上、とてもきれいな大きな白い花が夜に咲き、「ムーン・フラワー」や「夜の女王」と呼ばれています。

その上、ドラゴンフルーツは実はとても健康的な果物だとか。カリウム、マグネシウム、葉酸の他に、赤い果肉のレッドピタヤには、ペタシアニンというポリフェノールの一種が含まれており、高血圧予防、貧血予防、ガンの抑制などの効果が期待できるようです。

頂くのも、半分にカットして、スプーンでいただけば良いので手間もかからず助かります。
レッドピタヤ

こんなに素敵な果物があまり注目されていないのは不思議でしたが、ポイントは完熟したものは傷みやすく保存しにくい事、そして、完熟前に収穫すればある程度保存は効くようになりますが、収穫してしまうと追熟しないため、お店に並ぶドラゴンフルーツは完熟しておらず、あまり美味しく感じられないという事に尽きるのでしょう。

収穫期は6月から11月までとのことです。まだしばらくは楽しめそうですね。

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