以前、この家に越して嬉しいプレゼントの一つが、毎朝の涼やかでとても美しいさえずり。その声の主はシロガシラという鳥です、というようなことを書きましたが、実は最近、このシロガシラ達が我が家の例の水場(エアコンからの水の流れる家壁の脇)に数羽で訪れるようになっていることに気が付きました。
スズメやイソヒヨドリなどは既に常連さんなのですが、最近、綺麗な、でも少し賑やかな声がすぐそばで聞こえるなあ、と思ってはいたのです。
今日、施術を終えて患者さんを送り出そうと入り口から外に目をやると、何とも綺麗で品のある、そして頭にしっかりと白いベレー帽?をつけた鳥たちが、いかにも寛いだ感じで、水場周りに居るではありませんか・・・。
スズメ達も交じっていましたので大きさを比べると、小雀のゆうに倍以上はあろうかというサイズです。いつも下から見上げていたので、もう少し小さいイメージだったのですが、近くで見るとイソヒヨドリ程の大きさはありそうです。
愛らしいスズメ達と比べると、でも、その一見の品の良さは庶民と貴族といった感じ?かな。
高いところで美しく誇らかに、そして時には、恍惚として歌っている時とはまた別の表情を、目の前で見せてくれました。ここでの囀りは、優雅にカフェで寛ぎながらのおしゃべり(ゆんたく)、といったところでしょうか。
実は、農家の人達にとって、このシロガシラはスズメ同様作物を荒らす害鳥なのだそうです。
人間との共存共栄の観点からすると、あまり歓迎されない生き物という事になってしまう点が少し残念ですが、でも、この地球上で共に生きる同志として、私はすっかり彼らのファンになりました。
うちの水場に訪れる時位、どうぞゆっくり寛いでいってね。
スズメさん達も、水浴び後はまるで我が家の居間にいるかのようにフェンスで寛ぎます。本当に嬉しくて楽しそう。見ているだけで私の心も癒され、仕事の疲れも消え失せます。
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