2013-08-21

二度目の台風

沖縄に越して二度目の台風襲来?、といってよいのでしょうか。沖縄付近で熱帯性低気圧が発生、台風の卵が産まれたとのニュースを数日前に聞いたのですが、どうやら台風にまで成長したようです。

この台風の動きは不可思議で、低気圧の中心が台湾方面から東に移動しながら台風に発達し、最大風速25メートルの台風12号になり、その後は台風らしく進路を西北西に向けています。

今回も八重山、先島方面を直撃しそうなコースとなっており、沖縄本島はかする程度ですが、強い風だけでなくあちこちで雨を多く降らせています。

ただ本島直撃ではないので、この程度では台風本島襲来、とまではおそらく言えないのでしょうね。ただ、時折吹く突風はやはり通常のものではなく、いかにも台風の影響を受けたものという感じ。かなり激しく、突然バラバラと窓ガラスに音を立てる横殴りの雨も交じります。

前回私がここで体験した沖縄初の台風もやはり、本島直撃ではなかったので、同じようでもありますが、唯一の違いは前回が風のみだったこと。

今回のように一応雨も時々交じるものはお初です。



ただ、おそらくこの台風も前回同様長居して、四日間はこの調子が続くのでしょうね、きっと。

本土では台風といったら超激しい暴風雨だけれども、過ぎてしまえばあっと言う間、翌日には台風一過の晴天、といったイメージがまだ私の中には残っているので(もっとも、最近は異常気象のせいで、こうした台風のイメージも本土でさえ崩れつつあるのかもしれませんが)、こんな天気が四日も続くと、この程度であっても、結構鬱陶しい感じもしますね。

ま、少しずつ慣れていくのでしょう。ただ、これだけ長いとやはり庭の植物達が気がかりです。野菜もお花もまたかなりダメージを受けるでしょう。雨は確かに恵みの雨ですから、自然はこうして試練と恵みを同時に与えてくれる、ということなのですよね。
晴天続きで海水温が上昇し、サンゴの白化現象が広範囲に起き、サンゴ礁のダメージが深刻との報道もされていましたので、この台風でいくらかでも海水がかき回され、海水温が下がれば、サンゴにとっても大きな恩恵かもしれませんしね。


ただもう一つ気になるのは、今が沖縄ではお盆の真っ只中だということ。

沖縄の皆さんにとってお盆はどうも、本土以上に重要な一族の行事。親戚一同が大勢集まってお墓参りをしたり、お爺さんお婆さんの家に大集合したり、親戚巡りをしたり、そういったことがごく普通になされているようなのです。
その時期にピッタリ重なって台風が来ている、ということになるのですが、この程度の台風なら、沖縄の方々はものともせずに、平然とお盆の行事を滞りなく済ましていくのでしょうかしら・・・?

今度患者さん達にお尋ねしてみましょうね。

ビュービューと吹きすさぶ風の音の合間に、公民館からはエーサーの笛と太鼓の音も響いてきます。ここ新城では23、24日がお盆の夏祭り、青年会の練習にも気合が入っているのでしょう。

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