2014-05-06

玉泉洞・おきなわワールド

連休中の半日だけですが、近所にある「おきなわワールド」に行ってきました。年間100万人が訪れる場所とのことで、さすがに今日はとても混んでいました。

ここはイベントが充実しており、大人も子供も結構楽しめる観光地だと思います。

玉泉洞(公開している部分だけで800mもある巨大な鍾乳洞)、ハブ公園(蛇を中心とした博物館とショー、カワイイ蛇さん達が一生懸命に愛嬌振りまいて?お仕事をしていました)、王国村(古い沖縄の民家を移築し工芸や文化体験できる)、エーサー等の各種アトラクション、ガラス工房、植物園、カステラ、ビール工場とレストラン、おみやげ屋さん、等々、誰が行っても楽しめるものがいくつかは見つかるのではないでしょうか。
エーサー会場はすごい人数、子供達でいっぱいでした。
レストラン利用だけなら入場料も不要ですが、年間パスでも家族割引で一人2500円と、とてもお得です。

玉泉洞は今やGoogleストリートでも鍾乳洞の中が見られるようになっています。遊歩道がしっかりしており、安心して歩けます。とても広く、中には小さな滝があったり、川が流れていたり、広場もあったり、と、長い洞窟としては比較的圧迫感も少ないように感じます。一般に開放されているのは全体の一部だそうですが、それでも900mもあります。まるでインディージョーンズの映画の地底世界みたい…。
最後は長いエスカレーターで地上に出ます。出口からは、イベントやアトラクションやらを楽しみながら戻りますが、それぞれに時間を忘れて楽しめました。エーサーもやっていましたが、ここのエーサーは子供でも飽きずに楽しめるよう、色々工夫されているようでした。

ハブ公園もハブや蛇だけでなく、大コウモリやマングース、亀等もおり、ちょっとしたミニ動物園。
ひたすら寝ていたのはオオコウモリさんです。
ハブについては、以下のようなことが分り、色々と勉強になりました。

  • 沖縄ではハブは冬眠しない
  • ハブは夜行性だが、人を噛むのはやはり人間の活動時間帯に重なる、日中が多い
  • 農作業の活発化する時期と重なるためか、3月から6月頃、そして9月から11月頃の被害が多い
  • 草むらだけでなく、木の上にもハブは居ることがあるので、驚けば木から落ちてくる可能性もある。鬱蒼とした草むらや畑だけでなく、昼間でも薄暗い、林や街中の公園にも居る。
  • 身体の長さの三分の一位が攻撃の範囲だが、全方向への動きは非常に敏捷である
  • 基本的に穏やかで、意図して人間を襲う事はないが、偶然遭遇し、驚いて身を守るため襲ってくることが多い
  • 卵から孵ったばかりの子供のハブでも、親と変わらず毒は持っており、驚けば噛む
  • ウミヘビは、ハブよりさらに穏やかで襲う事はほとんどないが、それでも毒を持っているウミヘビの毒は神経毒で猛毒ハブの10倍15倍もある(海中で遭遇しても近寄らない方が良い)
  • 万が一噛まれたら、身体は動かさずに直ちに(30分以内)病院に行く
  • 噛み跡は毒蛇だと、二個の点として残るが、無毒の蛇の噛み跡は馬蹄形に歯形がつくので区別できる

やはり、遭遇しないよう、ハブの居そうなところには極力近づかないことが大切ですね。あと、庭も鬱蒼とした草むらにならぬように維持したいと思います。
ハブさんは木の上が好き?木の上でじーっとして寝ているのでしょうか?
マングースは対照的に、常にせわしなく動き回っていました。

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