確かに最近、地元産のゴーヤがかなり安価に出回るようになりました。ゴーヤの旬は一般的には夏ということですが、ここ沖縄ではこの時期既にゴーヤは旬を迎えつつある、という事でしょう。そして、多分台風にやられない限り、収穫期間は10月位まで。結構長いですね。
バルサミコ酢につけたパパイアの酢漬 |
実は昨日は近所の市場で、ゴーヤではなく、一個でカボチャ二個分くらいはある、とても大きなパパイアを一つ150円で手に入れました。といっても果物としてではなく、野菜として売っていたもの。
以前にもこのブログで書きましたが、沖縄では青パパイアはとても身近な野菜の一つ。ご近所のあちらこちらで普通に栽培されています。ただ、今回購入したのは少し黄色がかった大振りのもので、形も皮の感じも明らかに青パパイアとは違います。切ってみると、青パパイアは中が真っ白ですが、これは薄オレンジ色。同じ野菜パパイアではあるものの、やはり少し異なる種類の様です。
市場のおばさんのお勧めは、青パパイア同様、千切りにして炒めるかサラダに入れて食べる食べ方。
でも、私は以前の青パパイア同様、今回もこれを半分位は煮物として食すことに。冬瓜のように、あっさりとしたお出汁で、お砂糖、醤油を少し加え、煮崩れない程度に煮てみました。色、形は薄い色のニンジンの様ですが、その食感はやはり違います。冬瓜とも大根ともニンジンとも違う、パパイア独特の食感と香り。そして明るい華やかな色で眼でも楽しめるなかなか上品な一品に…。
味はもともとさっぱりしているので、どんな味付けでも大丈夫そう。多分シチューなどに入れてもオーケーかと…。
ただ、香りを楽しむなら、やはりサラダがいいですね。くせがないので他の生野菜と合わせても味の上では全然気にならず、それでいて、ほんのり南国の香りを楽しめます。
そして、サラダにした一部を除き、残りはバルサミコ酢を使って酢漬けに。フフフ、これ、結構いけます。この野菜パパイアには元々ほんのりとした甘味があったのでお砂糖控えめで十分美味しく浸かりました。ご飯のおかずにもなりますが、パンにも合います。
このノリで次回このパパイアを手にいれたら、今度は砂糖漬けにしてみようかと…。完全なフルーツのお菓子になりそうです。
関東で生活していた時には想像も出来なかった様々な未知の野菜達との楽しい遭遇に、心がつい躍ってしまいますねえ・・・。
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