2014-07-06

パッションフルーツ

これは?

パッションフルーツを半分に切ったところです。今は旬なのでしょう。最近は地元の市でも結構良く見かけます。でも、こうして半分に割ると、一見、どこをどう食べるのか分りにくい果物ですよね。

このフルーツは種の周りを取り囲んでいる部分を種ごとを食べるのです。結構おおきな種が入っていますが、気にせず食べましょう。  ま、種は実際には丸ごと飲み込むことになりますが…。
カットしてスプーンで食べる。種も気にせず、口の中へ。
   この甘酸っぱい味は沖縄の暑い夏にとても良く合います。

カットした中身を初めて見た時、最初は私も、「えー、こんな中身なの?」と、見た目ちょっと気持ち悪く感じました。でも、勧められるまま口に入れると、広がる甘酸っぱさは驚くほど濃厚。食べ慣れると癖になります。

持ってみると重量はあまりありません。外見はつやのある赤紫色。おいしく食べるには、皮に張りのある状態より少し皺が寄るくらいまで置いた方が良い、とのこと。酸っぱさが減り甘味が増すのだそうです。でも、強い酸味を好まれる方にとっては、この写真のような状態の方が口に合うのかもしれません。

パッションフルーツって?

英語では passionfruit 「情熱の果物」 という事ですねえ。

果肉にはベータカロテンがたっぷり含まれ、これは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞の予防、粘膜や皮膚の細胞を正常に保つ、免疫力を高める効果などがあるそう。他にもビタミンB6やビタミンC、葉酸も豊富に含んでいる様です。

暑い夏、大汗をかき、ばてやすく日焼けもしやすいこの時期には、確かにもってこいの果物ですね。 私なら Summer Messiah 「夏の救世主」 と名付けたいところですが・・・。

*)
 実は後日このブログを読んだ英語に詳しい友人が、passionfruit の意味について、次のように教えてくれました。
このpassion の意味は実は「情熱」ではなく、「(キリストの)受難」なのだそうです。passionfruit はトケイソウ(passionflower)の果実であり、このトケイソウの花の形が十字架に架けられたイエスと悼む弟子たちを思わせる事から、果実にも同様 passion がつけられ passionfruit となったと。

私も passion に (キリストの)受難 という意味もあることは知ってはいたのですが、まさか「受難果物」のはずはなく、この強烈な酸味が「情熱」に重ねられ名付けられたもの、と勝手に思い込んでいたのでした。

いやー、とても奥深いですねえ…。友人に感謝です。

この由来を知って、私としては、この果物への愛着が更に増したように思います。



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