この花、結構花期が長く、9月から12月が最盛期らしいですが、1月に入ってもまだまだ美しく咲いています。
この木の特徴は、樽のように膨らんでいる幹にあり、花をつけていない時期でも簡単に判別できます。アオイ目パンヤ科に属すということで、原産地がアルゼンチンやブラジルですし、アオイに近いといえば納得できる感じです。
沖縄に広がったのは、1980年から90年に、個人宅にあったトックリキワタが有名になり、それから株が売られるようになり、沖縄に広がったということらしいです。
どの株も幹が太いので古い木かと思われるのですが、最も大きな木でもまだ30歳程度のようです。
沖縄自動車道を走るとかなり見られますが、高速を走りながら目にはいってくる花は、一瞬なので、どうしても季節外れの桜の木のように見えてしまいますね。
もっとも、沖縄の桜の季節は実はもう間もなく、1月末から2月初めですから、いよいよ本物の桜の花も目に入って来るようになるのでしょう。そして、ガーベラやヒマワリでさえ満開になるわけです。
「だからよー、沖縄では何もかもチャンプルー(ごちゃまぜ)なのよー。」と、皆さんケラケラ笑います。でも、この大らかさも含め、私はこのチャンプルー文化、自然を大いに楽しんでいます。
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