2014-01-25

沖縄の春?

1月23日の新聞折り込みイベント情報のタイトルは、

「春を楽しむ  花見へGO」

「本土より一足早く、桜のシーズン到来。今年は台風の影響も少なく、各関係者が、多くの桜を楽しめそう、と太鼓判…。」

で、その後にこう続きます。「さらにこの時期はヒマワリやツバキも見ごろ。」

フフフ…。


花のイベントを覗いてみると、確かにあります、あります。


・ 満開の花で彩る中城城跡  1月25日から2月1日
    サルビア、パンジーなどの花々で城跡を飾ります。

・ 第五回 国頭村ツバキまつり  2月1日、2日
    国頭村森林公園  園内にはヤブツバキを中心に100種類以上のツバキ13000株

・ 大八回伊江島ハイビスカス祭り  2月8日から23日

・ 美ら海花まつり  1月25日から2月23日
    ベゴニア、マリーゴールド、ペチュニアなどで海洋博公園が飾られます。

・ ひまわり IN 北中城  2月2日まで
    北中城中学校裏手の畑10000㎡で40万本のヒマワリが満開



これに加え、桜の名所、桜まつりの開催地が、更に7か所程紹介されていました。


沖縄では二月が一番寒く、唯一の「冬」シーズン月と聞いていたのですけれど、どうやら騙されていたのかも?

確かにここ数日お天気も良く、そうなると、日差しの明るさ、強さはもう既に本土の春?か初夏そのもの。


うーむ。これが亜熱帯の実力かー…。花のイベント情報に目をやり、微笑みを通り越し、思わず唸ってしまった私です。


2014-01-24

産後の骨盤矯正(4)

激しい腰痛で来院された、初めての子育てに奮闘中の若いお母さん、その後の経過です。


三日連続で施術を受けた後、、三日空けて4回目を、さらに一週間空けて5回目の施術を受けました。


最初の三回で、立っていても座っていても辛いという程ひどい痛みは劇的に改善してしまいましたが、4回目にお越しになった時には、

「もう家事も育児も普通にこなせています。ただ、長時間立ちっぱなしだと、少し痛みが出てきます。それと夜寝る時、仰向けでずっと寝ているとまだ腰の痛みがあり、いつの間にか立ち膝して寝ています。」とのこと。


この時の検査ではまだ腰椎に僅かの歪み、そして腸骨に歪みの残っていることが明瞭に出ていましたので、両方の矯正をしっかりかけました。


そして一週間空けての五回目。「仰向けで、立膝することなく、普通に寝られるようになりました。もう、腰痛も全くありません。」とのこと。

しかし、検査を取ると、まだ僅かに腰椎の歪みは有りそうです。腸骨の歪みのサインは完全に消えてしまいましたが、今日は新たに仙骨に歪みのサインが出ています。伺ってもご本人に自覚はありませんでしたが、お身体に触ると、予想通り、股関節周りに少し硬さが残っています。

「まだ骨盤の状態は完全とまではなっていないので、今日は腰椎と仙骨をねらった矯正をダブルで行い、より良い状態にまでもっていく」旨をご説明し、ご納得いただいた上、矯正をかけました。


これで今日の矯正がしっかり定着すれば、再発しにくい状態を長く維持出来るようになるのでは、と思います。

次回は二週間後にいらっしゃいます。

帰り際、「ここに来て本当に良かったです。本当にすごいですねー。ありがとうございます。」と、何度もお礼を言われました。

お役に立てて嬉しい限りですが、でも、私も患者さんの治癒力にビックリです。

やはり母は強し、なのですね。赤ちゃんの為、一日でも早く治さねば、という強い気迫があったからこそ、ここまで順調に改善されたのではないかしら、と思います。



2014-01-22

トックリキワタ

沖縄で11月頃からよく目立つ花があります。遠くからみると一瞬桜の花が咲いているのかと思うのですが、近づくと桜とは全く違う、下の写真のような大きなピンクの花をつけています。ちょっと造花のようでもありますね。



この花、結構花期が長く、9月から12月が最盛期らしいですが、1月に入ってもまだまだ美しく咲いています。

この木の特徴は、樽のように膨らんでいる幹にあり、花をつけていない時期でも簡単に判別できます。アオイ目パンヤ科に属すということで、原産地がアルゼンチンやブラジルですし、アオイに近いといえば納得できる感じです。

沖縄に広がったのは、1980年から90年に、個人宅にあったトックリキワタが有名になり、それから株が売られるようになり、沖縄に広がったということらしいです。

どの株も幹が太いので古い木かと思われるのですが、最も大きな木でもまだ30歳程度のようです。

沖縄自動車道を走るとかなり見られますが、高速を走りながら目にはいってくる花は、一瞬なので、どうしても季節外れの桜の木のように見えてしまいますね。
もっとも、沖縄の桜の季節は実はもう間もなく、1月末から2月初めですから、いよいよ本物の桜の花も目に入って来るようになるのでしょう。そして、ガーベラやヒマワリでさえ満開になるわけです。

「だからよー、沖縄では何もかもチャンプルー(ごちゃまぜ)なのよー。」と、皆さんケラケラ笑います。でも、この大らかさも含め、私はこのチャンプルー文化、自然を大いに楽しんでいます。



2014-01-19

ビオスの丘

ビオスの丘と言われても何の事かと思われるでしょうが、とてもよく考えられた、気軽に亜熱帯沖縄の山の自然を楽しめる観光施設です。
この池(というには大きいですが)にカヌーに乗って浮かんでいるだけで、
とても癒されました。
写真をみると自然そのもののように見えますが、あくまで人工の施設なのです。人間の創作と沖縄の自然とがとても良くマッチして、現在のビオスの丘を作り出したのではないでしょうか。
熱帯雨林を思わせる園内は決して作り物でなく、人間の手が全く
入らなかったら沖縄の自然そのものももこんなだったのではと感じさせます。

ここは沖縄中部、うるま市の丘の上にあり、自然を楽しめる施設としてとても良くできています。ゲートを入るずっと手前の道路から手入れがされていることも、心配りを感じさせます。沖縄の天然の森には、ハブが怖くてなかなか入れませんが、ここなら安心できそうです。この日はカヌーを漕いで、亜熱帯の森の水辺の雰囲気を存分に楽しんできました。

入園口の脇には、園内を見渡せる展望台があり、ビオスの丘を上から見下ろせ、森のキャノピーツアーの感覚も、少しだけですが、楽しめます。起伏のある地形と水辺を手軽に味わえる場所として、すっかり気に入ってしまいました。

北部にはダム湖は結構多いのですが、自然の山の中にあるダム湖にはなかなか近づけません。そのため、水辺は海が中心となりますが、森の中の水辺は、また違った意味での潤いと寛ぎを感じさせますね。

もともとは、静岡の蘭栽培の農事団体がこの地を借り、蘭の栽培を行なっていたらしいのですが、今は、蘭栽培と並行して、自然を楽しめる施設となっています。ですから、園内には蘭がたくさんあり、蘭園としても楽しめます。

カヌーやボートを楽しめる池ですが自然そのものの感覚。
蓮池ですが、冬は蓮は見えません。でも、浮き草で真っ赤な池と、その
池を渡る遊歩道は幻想的な雰囲気醸し出しており、とても魅力的でした。

ビオスの丘をもう少し知りたいなら、下のリンクの資料です。何故か、ホームページからこの資料がなかなか見つからないのが残念です。
http://www.bios-hill.co.jp/pdf/bios1history.pdf



2014-01-18

ヒマワリが満開

沖縄なんだなーという記事がありました。


以下は琉球新報のホームページですが、1月14日の午後に撮影された写真です。
【北中城】北中城村の北中城中学校裏手にある約1万平方メートルの畑で、ことしもヒマワリが見頃を迎えつつある。18日には6回目となる村のイベント「ひまわりIN北中城」が開幕する。2月2日まで。
沖縄では一月末が桜の季節なのですが、一気にひまわりまで?・・・。

ひまわりは夏の代表的な花、そのイメージでこの写真を見ると、本当に季節感を失いそうです。


そういえば、庭でも今年最初のきれいな花をつけているのはガーベラです。ミニトマトはなかなか、赤くなってくれませんが、沢山の青い実を付けています。


そう、初夏に近所で大輪のヒマワリが咲いていましたから沖縄でもヒマワリは夏の花と思っていました。でも、冬でも気温が10℃から20℃あるので、沖縄ではあまり季節にこだわらずに、とにかく植えれば芽が出て、花が咲くという事なのですね。

一方、沖縄の冬を代表するサトウキビ刈りが行なわれてます。サトウキビの刈取は沖縄の冬の行事ですよね。そして、もう一つが電照菊の栽培、開花が促される季節になり、夜電球が灯され電照菊の畑は夜でも明るくなっています。遠目で見るとなかなか幻想的な光景です。

辺野古ってどんなとこ

辺野古ってどんなとこ?

東村へ行ったついでに、辺野古を通過しました。西側の名護市内と違い、太平洋側は山が深く、伊豆半島を走っているような感覚になりました。大浦湾は森が海までかかっており、深い森から流れ出た豊かな水がここに流れ込んでいることが分かります。ここは、本当に静かで湖のようでした。

観光地とまでは言えませんが、特に辺野古のあたりはイノーも広がっており、沖縄にとって失ってはいけない大切なものが残されている地区でもあるようです。

大浦湾から見た辺野古方面。


2014-01-10

腰椎すべり症(3)

7年ほど前から腰が痛み始め、4年前に腰椎すべり症と診断され、「治すには手術しかありませんよ」と病院で告げられた患者さん、今日が2週間空けての5回目の来院となります。


いかがですか、と伺うと、満面の笑みを浮かべて、

「いいですねー」と・・・。

「あんなにひどい腰痛で、辛かったのがウソのようです。
手術はどうしても避けたかったので、今まで長い間、本当にあちらこちらで様々な事を試してきたのですけれど、どれも一時的には楽になっても、その後すぐにまた痛みが再発して、その繰り返しだったんですが、こちらで矯正を受けて以来どんどん痛みが軽くなり、この二週間はほとんど痛みの出ることが無くなってしまいました。
手術しないでも本当に治るものなんですね・・・。とても嬉しいです」


こんな風に言って頂けて、私も嬉しくなりますね。


今日も早速検査を取ると、前回の矯正はまだしっかり維持されているようです。

今日はこの矯正がさらにしっかり安定して身体に定着するよう、念の為の施術です。


次回は一か月程空けて様子を見ることになりました。


腰椎すべり症と診断されても、お一人お一人お身体の状態は異なりますので、この患者さんの場合には、お身体のバランスも比較的良く、筋肉の質も良かったため、適切な矯正によって短期間に劇的に改善されたのかもしれませんが、とてもスムーズな経緯で、施術者の私の喜びもひとしおです。


2014-01-08

産後の骨盤矯正(3)

ほんの少し立っていても座っていても辛いという、ひどい腰痛で来院された若いお母さん、今日が三日間連続の三回目の施術となります。

初日で痛みは半減、昨日の二回目の矯正直後には、劇的に痛みが和らいでしまいました。


今日の様子を伺うと、辛くてなかなか進まなかった家事も赤ちゃんの世話も、何とか出来るまでになっています、とのこと。


検査で腸骨の歪みのサインが今日もまだしっかり出ていますので、まずは昨日同様、ぎっくり腰用の施術を行った後、腰椎の矯正を施し、最後に腸骨の矯正をかけました。


終わって様子を伺うと、「あー、腰周りが昨日の施術直後より更に軽く、楽になってます。痛みはありません。」と…。


これで、次回の施術まで少し間を空けても大丈夫だと思いますよ、とお伝えしましたが、一日も早く安心して赤ちゃんを抱けるようになりたいというご本人の希望もあり、4回目の施術の予約を三日後に入れてお帰りになりました。


とても順調に改善されているようで、私も嬉しいです。


2014-01-07

産後の骨盤矯正(2)

酷い腰痛で昨日来院された、若いお母さん、今日が二回目です。


「立っていても座っていても腰が痛くて辛いんです」、と昨日の来院時は言っておられましたが、今日は、「昨日の施術の後、腰の両脇の痛みは消え、何とか立っていられるようになりましたが、腰から背中の中央部分までの強い痛みは残っています」とのこと。 

今日も検査を取ると、腰椎に僅かな歪みのサインがまだ出ており、腸骨の歪みのサインもしっかり出ています。

ただ、痛みの出方、身体の動かし方を見ると、痛み出して既に二週間ほど経過してはいますが、準急性のぎっくり腰様の可能性も高いと思われましたので、急遽ぎっくり腰用の施術をまずは行い、その後、腰椎の矯正を施しました。


矯正を終え立ち上がって頂くと、「あれっ、すごーい!殆ど痛みが消えています」と、驚かれました。


腰痛ベルトは二週間前からずっとしていた、との事でしたが、自己流のつけ方をしていたようでしたので、正しい巻き方をアドバイスしました。


明日三回目の矯正を受けた後は、順調であれば、一週間ほど間を空け4回目、10日から2週間程空け5回目の矯正、といった感じで、当初の予想よりスムーズに定着させていけるかもしれませんよ、と、今後の見通しをご説明し、お帰り頂きました。


とりあえずは二日間二回の施術で、ここまで劇的に痛みが軽減し、本当に良かったです。私もホッとしました。



2014-01-06

産後の骨盤矯正(1)

若いお母さんが腰痛で来院されました。初産を済ませ、5か月程経っているとのこと。慣れない初めての子育てです。精神的にも肉体的にも色々大変な日常だろうと思います。

詳しくお話を伺うと、二週間ほど前から突然腰痛が始まり、どんどん酷くなり今では立っているのもやっとになってしまったとか。「家事や子育てのため頑張って起きても、長く立っていられず、直ぐに横になりたくなってしまいます。赤ん坊の事を思うと、とても辛いんです」と、半分涙目で訴えられました。

赤ちゃんをおばあちゃんに預け、忙しい中時間をやりくりして来院したようです。

ここは何としても、極力短い期間、回数で改善の手助けをしてあげなくては、と思います。

とりあえず検査を取ってみると、しかし、彼女の腰痛は予想以上に大変そうです。腰椎、腸骨に歪みのサインがしっかり出ています。もしかすると、後から仙骨の歪みもあらわになってくる可能性さえありそうです。

今日は初回ですので、検査の結果からわかる今後の見通しについてご説明しました。極力短い期間、回数での改善を目指しますが、それでも今日の検査結果からすると、改善、定着まで少し時間回数共にかかるかもしれない、とお伝えしました。また、子育て、家事をする際にも極力腰に負担のかからぬよう、慎重に生活して頂きたい、とも。

「子供のためにも精一杯頑張ります」とのお返事を頂きましたので、私も気合で身が引き締まります。

身体を軽くほぐし腰椎の矯正をj終えてから様子を伺うと、腰周りの痛みはかなり和らいでいる、とのこと。可能であればなるべく3日間連続で矯正を受けた方が良い、とお話しすると、承諾して頂けました。

明日、明後日でどこまで改善させられるか、私の腕も試されます。

2014-01-03

クワンソウ

沖縄では睡眠薬のような使われ方をしている薬草にクワンソウという植物があります。ユリ科の植物で、姿形はまさしく小ぶりのユリ、と呼べそうな、鮮やかなオレンジ色の花をつけます。

正式な名称はアキノワスレソウというようです。でも、むろんワスレナグサではありません。クワンソウと聞いて私は、ひょっとするとカンゾウが訛ったものなのかも、と思いました。で、調べると、たしかにノカンゾウ(野萱草)と同じ種類らしいのですが、常緑のためにトキワカンゾウ(常葉萱草)とも呼ばれることがあるようです。


このクワンソウが眠りを誘うということで、クワンソウを使った快眠を謳う商品が沖縄には沢山あります。私は使った事がないので効果は試していませんが、昔から沖縄では眠れない時に、クワンソウの葉を煎じて飲んでいたそう。で、沖縄の別の方言では、ニーブイグサ(眠り草)とも呼ばれていたのだとか。悩みを忘れてぐっすり眠れるようで、お隣の国、中国では「憂いを忘れる草」と呼ばれているそうです。

そしてこのクワンソウは、睡眠薬として利用されるだけでなく、野菜としても食されるようです。葉は太めのニラの様にも見えますが、シャキシャキとした食感があるそうです。でも、生で食べると下痢をすることもあるので、必ず火を通して食べてくださいとのこと。いかにも薬草という感じですね。

そういえば子供の頃、ノカンゾウの若葉を春先に摘んできて、それを湯がいて白和えにしたものを食べた思い出があります。なので、クワンソウも同じような感じかも、と勝手に想像しています。

そう、実は先日、根のついているクワンソウを野菜として買ってきたのです。根と言っても、実際には球根ではないかと思われる程太い根がついており、多分この部分も食べられるのでは、と思います。

根に栄養を蓄えているので植えれば新しく芽を出すに違いないと、夫は早速にこの野菜クワンソウを全てプランターに植え込んでしまいました。


沖縄のクワンソウビジネスと夫の植えたクワンソウの将来はどうなるのでしょうか。もしも上手に育ち、花が咲いたら後日ご報告しますね。

眠りは重要ですので、夫が海外出張の際使用している睡眠導入剤のメラトニン(ホルモン)とクワンソウ(アミノ酸の一種オキシピタナミン)のどちらが効果があるか、いつか夫に試してもらおうかと思っています。

もっとも、眠りの質を高めるには私の施術の方が効果があるのでは、と密かに思ってはいるのですけれど・・・。

新春のお慶びを申し上げます

謹賀新年

昨年、施術させて頂いた皆様、関係者の皆様にあつく感謝申し上げます。また、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

整体院の庭から見た海からの日の出
早いもので、既に2014年(平成26年)になりました。

昨年は新天地沖縄で独立して最初の年でしたが、多くの方々に喜んで頂け(近隣の方々はもとより、遠くは石垣島、宮古島からもお越し頂きました)、大変実り多い年となりました。

私の施術が、沖縄の地で皆様の役に立てていることの喜びを噛みしめています。

今年も皆様と共に歩んで行きたいと思います。

このブログ共々、JNカイロプラクティック整体院Ayaをどうぞよろしくお願い申し上げます。