2015-06-26

夜の訪問者

本土では大雨のニュースが話題の様ですが、ここ沖縄では梅雨明けから既に2週間以上経ち、真夏日が続いています。

強い日差しと適度な雨のおかげで植物の成長はとても早く、我が家の庭の植物達も虫達と競争しながら、ぐんぐんと育っています。

でも、今日のお話は、天気でも、植物でもなく、下の写真の毎夜訪れる訪問者のことです。

写真にすると目が輝いてしまいますが


いつも隣家との境にある電話線に止まって(ぶら下がって)いるのですが、今夜私がベランダに出てみると、視線を感じます。どうやら彼(彼女?)もこちらを見ているようです。

カメラを構えても平然としているのは、自分の姿が見えていない、と思っているせいなのでしょうか?
ベランダの照明は煌々と点いているので、こちらの姿は完璧に見えていると思うのですが(ちなみに、オオコウモリはちゃんと目が見えます)、動くのが面倒なのか、別に危害を加えられると思っていないのか、全く平然としています。

何枚か写真を撮ったら、さすがにオートフォーカス用のLEDが眩しかったらしく、横に移動し始めました。ちょっと可哀想なことをしてしまったかしら・・・。

実は、ここしばらくこのオオコウモリの訪問を受けていて、毎夜ほぼ同じ場所にいるのです。目的は我が家ではなく、お隣の家にあるバナナの実を楽しみに来ているかもしれませんが、まだ美味しく熟したバナナができている様子はなく、真相はわかりません。

とにかく、毎夜ここに来てはしばらくぶら下がっているようなのです。

LEDの光で照らされると、車のライトを反射する猫の目と同じように、赤い目がギョロリと強調されます。
オオコウモリはタヌキのようなとても愛らしい顔をしたコウモリなのですが、夜の姿はいかにもコウモリ、といったシルエットとしてしか見られないことが多く、少し残念に思っていました。

で、あまり可愛くは撮れませんでしたが、今夜はやや強引にその姿を撮影・・・。

オオコウモリは、こうしてぶら下がっている時もただじっとしているだけでなく、羽のお手入れでもしているのか、もぞもぞ動いていることもあり、私たちの事もよく観察しているように感じることもあります。実は結構好奇心旺盛で、ヒューマンウオッチングを楽しんでいたりして?

もう少し顔なじみになったら、今度はそっと話しかけみましょうかね・・・。


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