当院の患者さんの中には、不摂生が原因という方もおいでですが、むしろ、日頃からそれなりに健康には気を使っていたのだけれど、と仰る方も大勢いらっしゃいます。
それでも来院される、というのはどういうわけでしょう。
当然ですが、なんらかの原因があります。幾つか例をあげてみましょう。
- 怪我や長年のくせ等で身体のバランスを崩してしまわれた方
- 何でも一生懸命取り組むあまり、少し無理をしてでも運動や仕事を続けてしまう方
- 運動のしすぎ等で固く柔軟性のない筋肉を長年かけて作ってしまわれた方
- 仕事等で過度のストレスや無理をしなければいけない状況を抱えておられる方
- 意識して運動はしていてもコンディショニングの重要性に気づいていないか忘れている方
スポーツや運動、その他身体をよく使っている方に特に多いのが、コンディショニングの不足です。
限界に挑んでいるスポーツ選手の多くの方々が、故障を抱えていますが、それは常に自分の身体を限界にまで追い込んでいるためでもありますね。
このことは、スポーツ選手だけでなく、身体を使うことの多い様々な仕事をされている方、例えば音楽家の方などであっても、私達が想像する以上に身体に負荷をかけておられ、時としてスポーツ選手と似たような状況にあったりします。
けれど、そこまで追い込む必要のない、趣味や健康を意識して運動している程度の方であっても、なんらかの故障をかかえてしまうケースが決して少なくはないのです。そのような皆さんはそれぞれ、日頃から身体に注意をし、健康維持に随分気も使われているのですが、それでも負荷が大きくくなり過ぎて身体が悲鳴をあげてしまう方も多いのです。
当院の施術を受けるに際して、「無理をしないこと」が極めて重要であることをお伝えし、普段の運動メニュー、トレーニング、練習内容の変更をお願いすることもあります。
とはいっても、実は、この「無理をしないこと」というのが、非常に難しいところです。
「無理したくなくても無理せざるを得ない」とか、「無理しないようにやっているつもりだったのに、無理していた」とか、よく耳にする言葉です。
なぜでしょうか?
これは一つには、自分の身体の事が分かっているようでまだまだ良く分かっていなかった、ということに原因があるように思います。
身体の使い方、休ませ方にはやはり多くのコツがあります。身体の理屈に則った使い方さえ出来ていれば身体は少し位の無理にも応えてくれます。その理屈に反した使い方、休ませ方をしている限り、「無理していない」と思っても身体にとっては「無理している」ことになってしまうのです。
ストレスの多い緊張した肉体や精神には、緊張をほぐす一定の時間がどうしても必要です。そして、身体や精神を十二分にリラックスさせ異常を発生させないようにするには、外部の雑音をいったん遮断し、落ち着いて自分の身体をよく観察し、ご自身とじっくり対話することも、とても重要です。そうする事で、自分の身体が発している沢山のメッセージを正確に読み取れるようになるからです。
こうしてご自身の身体の状況がより良く分かるようになってくれば、年齢や活動内容相応に身体をどのように使うべきか、どのように休ませればよいか、そのコツがより明瞭になり、的確に出来るようになってきます。
特に、身体の休ませ方、回復のさせ方が十分適切、効果あるものとなっていけば、自分にとっての適切なコンディショニングが確立でき、身体に「無理のない」「余計な負担をかけにくい」状況を長く維持できるようになるのです。
とはいっても、実は、この「無理をしないこと」というのが、非常に難しいところです。
「無理したくなくても無理せざるを得ない」とか、「無理しないようにやっているつもりだったのに、無理していた」とか、よく耳にする言葉です。
なぜでしょうか?
これは一つには、自分の身体の事が分かっているようでまだまだ良く分かっていなかった、ということに原因があるように思います。
身体の使い方、休ませ方にはやはり多くのコツがあります。身体の理屈に則った使い方さえ出来ていれば身体は少し位の無理にも応えてくれます。その理屈に反した使い方、休ませ方をしている限り、「無理していない」と思っても身体にとっては「無理している」ことになってしまうのです。
ストレスの多い緊張した肉体や精神には、緊張をほぐす一定の時間がどうしても必要です。そして、身体や精神を十二分にリラックスさせ異常を発生させないようにするには、外部の雑音をいったん遮断し、落ち着いて自分の身体をよく観察し、ご自身とじっくり対話することも、とても重要です。そうする事で、自分の身体が発している沢山のメッセージを正確に読み取れるようになるからです。
こうしてご自身の身体の状況がより良く分かるようになってくれば、年齢や活動内容相応に身体をどのように使うべきか、どのように休ませればよいか、そのコツがより明瞭になり、的確に出来るようになってきます。
特に、身体の休ませ方、回復のさせ方が十分適切、効果あるものとなっていけば、自分にとっての適切なコンディショニングが確立でき、身体に「無理のない」「余計な負担をかけにくい」状況を長く維持できるようになるのです。
仕事ではなく趣味の範囲で、健康のために良かれとスポーツ等をしている方であっても、身体の筋肉をガチガチに硬化させてしまわれる方も大勢います。
本当は、運動というのは柔軟で弾力のある健康な筋肉でするべきなのですが、長期にわたって身体の筋肉を硬化させてしまった場合、それを一気に変更することは容易ではありません。
それでも、認識を新たにし、適切なコンディショニングを粘り強く行うことで少しずつ筋肉の質を良質なものへと変えていくことは可能です。そして、そのような改質は年齢には関係ありません。その結果、時を経るうちに各種活動自体の質もアップしていきます。
本当に酷い方は、無理をしつづけ、身体が外見からもわかる程に歪んでしまい、歩くのが難しくなったり、しびれや痛みが生じ、睡眠他、様々な自律神経系の支障まで出始める方すらおられます。そんな状況までいってしまっても、身体の歪みを矯正しながら、適切なコンディショニングを忍耐強く継続することで、痛みやしびれ、自律神経疾患等のなくなるところまで改善された方もいらっしゃいます。
本当は、運動というのは柔軟で弾力のある健康な筋肉でするべきなのですが、長期にわたって身体の筋肉を硬化させてしまった場合、それを一気に変更することは容易ではありません。
それでも、認識を新たにし、適切なコンディショニングを粘り強く行うことで少しずつ筋肉の質を良質なものへと変えていくことは可能です。そして、そのような改質は年齢には関係ありません。その結果、時を経るうちに各種活動自体の質もアップしていきます。
本当に酷い方は、無理をしつづけ、身体が外見からもわかる程に歪んでしまい、歩くのが難しくなったり、しびれや痛みが生じ、睡眠他、様々な自律神経系の支障まで出始める方すらおられます。そんな状況までいってしまっても、身体の歪みを矯正しながら、適切なコンディショニングを忍耐強く継続することで、痛みやしびれ、自律神経疾患等のなくなるところまで改善された方もいらっしゃいます。
年齢を重ねてもずっと現役で自分の力だけで生活できる状態でいたい、その為だけであっても、身体の適切なコンディショニングというのはとても大切なのです。
自分の身体とじっくり向き合うコンディショニングの時間を日常的に取ることを、是非とも心がけたいものです。
自分の身体とじっくり向き合うコンディショニングの時間を日常的に取ることを、是非とも心がけたいものです。
当院では、カイロ整体の施術だけでなく、食生活に関する考え方、適切なコンディショニングの方法を含め、体調維持のためのご相談を承ったり、役立つアドバイスもさせて頂いております。
良い状態の身体をいかにして獲得し維持するか…。当たり前の様で実は結構難しいこの方法を身に付けることはとても貴重なことです。これを若いうちに身に付けられたら最良ですが、でも、いくつになっても遅すぎる、ということは決してありません。是非チャレンジしてみて下さいね。
良い状態の身体をいかにして獲得し維持するか…。当たり前の様で実は結構難しいこの方法を身に付けることはとても貴重なことです。これを若いうちに身に付けられたら最良ですが、でも、いくつになっても遅すぎる、ということは決してありません。是非チャレンジしてみて下さいね。
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