2019-05-01

新時代「令和」の始まり

「平成」という時代はあと1時間ほどで終わり、いよいよ新時代「令和」が始まります。

「平成」は西暦にすると1988年に始まり、2019年に終わる、ちょうど30年と4ヶ月・・・。これが「平成」という時代の長さ、約30年ということですね。

阪神淡路大震災、オウム真理教の事件、バブル経済とその崩壊、東日本大震災と福島原発事故、日本および世界各地で頻発する地震、台風、その他増加する異常気象の数々、長期にわたる経済の低迷・・・。国内では戦争こそなかったですが、こうして挙げてみると、平安で穏やかというよりも、激動の時代、と言うに相応しい感じもしてきますね。

ネットで世界が繋がり、様々な情報への個人のアクセス力の飛躍的に拡大した「平成」の30年でもあったと思います。一方でAIやロボットなど、近い将来、社会の有り様の更なる激変も確実視され、そこにはむろん希望もありますが、同時にこの新時代「令和」への漠たる不安も少なからず湧いてきます。

個人的には、自動運転カーの普及を一番期待しています。生涯現役を目指すなら、やはり年とともに甘受せざるを得ない移動手段の制約を極力低減できる、自動運転カーは大変魅力的です。法制度や道路整備など、広範かつ多様にクリアすべき問題もあり、普及に関しては技術面よりもそれらが一番のネックとなるのかもしれませんが、なんとか知恵を絞り、早期の普及に繋げていってもらえたらなあと思います。

「平成」30年を振り返ると、やはりこの間の一番大きな変化は、「昭和」の時代までに築かれていた価値観が根本から崩れ去り、既存の考え方、やり方、与えられた定型の発想では立ち行かなくなったこと。そして、個人がしっかりと一つ一つの問題に真剣に向き合い、情報を収集し、判断し決断し実行していかざるを得ない場面が増し、そして、そうした能力を磨き発揮できる者にはチャンスも与えられる、そんな時代がやってきた、ということなのではないか、と思っています。

受け身で事なかれ主義、従順な生き様を望む人々には、新時代は更に厳しい時代となるのかもしれませんが、自分で人生を切り開く気概ある人々には、面白い時代となるのかも、ですね。

結局來たる時代を良くするも悪くするも、自分次第、ということでしょうか。

どんな時代であれ、新たな時代「令和」を楽しむ心の余裕は、今後も培っていきたいものです。

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