2018-03-31

島の癒し猫

なんでこんなにリラックスできるのでしょう?

この島の野良にゃんこは、みんな「人懐っこい」というか、人間への警戒心ゼロ。触られようが、まじかで写真をとられようがお構い無し、で、動ずる気配もなし。あまりに自然体なのでいつのまにかこちらが、まるで猫の仲間にされてしまったかのよう・・・。


この緊張感のなさは、一体どこからくるのでしょうねえ・・・。なにかを超越した心境?

スーッとそばに寄ってきて、「美味しいものでもくれるかニャン」という顔で一瞬見上げたものの、何ももらえないと悟るや「ならいいわ」と、まったりお座り。目の前にいる人間なんてすっかり忘れ、どっぷり自分の世界へ。手先足先から尻尾まで、超脱力スタイルでくまなく毛繕い?しています。気持ち良さそうですが・・・。


でも、見知らぬ人間がすぐ目の前にいるのだから、すこしは野性味出して緊張してくれないと・・・。
あーあ、ついにゴロンと寝っ転がっちゃった・・・。


 おなかをくすぐってみようかな? 


野良でも食事に困らないこの島、なんとも幸せな楽園のねこさんです。

フフフ、気がつけば、目の前の私まですっかりリラックス・・・。この脱力感、なぜか伝染するんですよねえ。

やっぱりあなたは「癒しにゃんこ」、なんですね。


2018-03-24

植物たちの目覚め

沖縄ではこのひと月半あまり、多くの植物たちが一斉に活発な活動を始めています。街のあちらこちらで様々な花々が開花し、色鮮やかな風景も広がりつつあります。
各地で桜祭りはじめ色々な花祭りが開催され出すのも1月下旬から、ですし、沖縄の2月から3月は関東で言えば3月下旬から5月初旬といった感じでしょうか。2月は、もちろん結構寒い日も混じりますから、一応冬シーズンに属してはいるのですが、植物達の変化を見る限り、ついそんな気がしてしまいます。

うちの庭では既につつじが満開です。





今では雑草と見なされることの多い、ムラサキカタバミの花もとても可憐で美しい。庭のあちこちで咲いてくれているので、庭が明るくなり、とても良い感じ。この花を見てしまうと、やはり、雑草として引き抜くことはで出来なくなってしまいますねえ・・・。



こちらは、写真にすると一瞬賑やかな花畑のようにも見えるとても綺麗な世界ですが、角度を変えてみると、アスファルトの隙間から昨年こぼれた種が勝手に芽を出しただけの、小さなデイジーのお花畑。壁際にできた幅30センチくらいの本当に小さな世界です。ただ、昨年たった一つだったこの小さなお花畑が、今年は、なぜか等間隔で四つに増え、我が家の白いフェンスに素敵な彩りとアクセントを与えてくれています。ちょっと嬉しい春のプレゼント、ですね。







そして、家屋のことを配慮し、昨年末伸びに伸びた葉の大伐採を敢行したパッションフルーツの裸の枝からも、ついに新たな芽が出て来ました。大幅にカットしてしまいましたが、今年も実を付けてくれるのでしょうか?まだ花芽は見つかっていませんのでなんとも言えませんが、ただ、かなり旺盛な成長ぶりを見せる植物ですので、昨年ほどではないにせよ少しは結実してくれるかも、と淡い期待は寄せています。

庭のミニ畑でしばらく活動休止のアスパラガスも2月中旬から活動を再開、今ではまた、以前のように毎朝収穫できるようになりました。三尺バナナの実も無事に少しずつ大きくなってきており、夏頃に食べ頃を迎えるのでしょうか。自家製バナナの味見は今からとても楽しみです。市場やスーパーでは地元産の新鮮野菜もいよいよ最盛期を迎えているようで色々な種類の野菜たちが沢山出回っています。

沖縄は、今年もついに本格的「うりずん」の季節を迎えたようです。

2018-03-18

スズメの子ー沖縄に春の訪れー

先日、近所の高い壁に止まった親子のズズメに遭遇しました。

3月に入り既に、巣立った子雀が現れているのですね。
こんな様子にも沖縄の、早い春の訪れを感じます。


子ズズメはまだ産毛を多少残しあどけない様子で親鳥のほうを見つめています。「ねえ、お母さん、変な人がこちらを見てるみたいだけど、どうしたらいいの?」とでも言っているかのよう・・・。
でも、かなり高い場所にいるせいで、あまり危ないとは思っていないのでしょう、緊張しているというより、羽を膨らませて、まだリラックスはしています。むしろ親の方が心配している様子です。


この子も少しづつ大人になっていくのでしょうが、今はなんにでも興味を持ち、母鳥に付いて回って夢中で日々を楽しんでいるのでしょうね。

近所の草むらでは、イソヒヨドリやシロガシラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロの若鳥達も盛んに歌の練習に励んでいるようで、本当に賑やかです。ただ、鳴き声の調子が大人達とは異なり、長過ぎたり妙に短かったり、おおっと拍子抜けしそうな感じだったり、なにやら甘え声を出して親を呼んでいるようだったり、漠然と聴いていても、如何にも「春の巣立ちシーズン」、といった感満載です。

そう言えば、昨年は3ヶ月にわたって、朝夕かなりの時間、歌の練習をしていたウグイスのいたことを思い出します。初めは本当に超を付けたくなるほど下手くそで声量もか細く、どうなることやら、と日々気になっていたのです。それが徐々にうまくなり、2ヶ月を超えた頃には声量もたっぷりで歌声は聴き惚れるほどになり、3ヶ月経つ頃には立派な谷渡りまで披露しはじめ、その成長ぶりに目をみはりました。ただ、鳥達もあんなに毎日練習を重ね、やっと上手くなっていくのだなあ、と、あらためて感心したものでした。

今年もまた、新たに生まれた若鳥達がそれぞれに、色々なことを学んで成長していくのでしょう。人間も負けてはいられませんねえ・・・。

あたりを見回せば、緑の若葉にはキラキラと日差しがそそぎ、花々も咲き乱れ、沖縄の短い冬はあっという間に立ち去ってしまったようです。

2017-10-31

沖縄にユーカリ!

ユーカリというとコアラの大好物、オーストラリア原産の高木という印象ですが、驚くことに、それが沖縄にもある、と知りました。

台風の多い沖縄に野生の高木ユーカリがある、と聞いた時には、「本当だろうか」と半信半疑でした。でも、高く大きく成長した赤茶色の表皮に被われた二本の野生のユーカリを、確かに目にしたのです(写真)。

ただ、ここまで大きく成長できたのには理由がありました。そのユーカリの木は山の谷底に、目立つ事なくひっそりと生えているのです。谷間といっても幅はさほどなく、しかも全体が鬱蒼とした樹木に覆い尽くされていますので風の通り道にはなりにくく、これなら確かに台風の影響もあまり受けなくて済みそうです。そして多分水分の供給量も程よい具合だったのでしょう。他の樹木に紛れ目立つ事なく、飛び出す事もなくひっそりと、しかし立派に成長していました。

やはり、生育する場所に恵まれることは大切なのですね。いくつもの種がきっと色々なところに落ちたのでしょうが、ここまで成長できたのはこの二本だけ。この地に恵まれたお陰なのだろうなあと・・・。

それにしても、このユーカリ達はどのようにしてここで自生するに至ったのでしょう?
渡り鳥によって遠くオーストラリアから運ばれたのでしょうか?
最近、オーストラリアから東南アジア諸国を迂回して日本方面へと続く海流があるらしいことも知りましたので、そんな海流の悪戯で偶然にも種が運ばれて沖縄にたどり着いた、なんていうことも、ひょっとしたらあるかも・・・、などと妄想はつきません。


ただ、後で調べたところ、実は今ではユーカリは沖縄の農業生産物の一つにもなっている、とのこと。ちょっと拍子抜けしますが、島内のユーカリ畑が由来元である可能性も高そうです。
ただ、「ええっ、沖縄にユーカリ畑が?」、と、正直ここでも少しびっくりしました。

ユーカリといえばもちろんコアラですが、本土の動物園などのコアラの餌用として確実な需要があり、また、お茶、アロマオイル、飴など、生活にうるおいを与える加工製品の原料として、沖縄県名護市での生産量がそこそこあるようです。もちろん農業生産用ですので、そこでは高木にはなっていないのだろうと思いますが、いつか機会があれば、沖縄のユーカリ農園も覗いてみたくなりました。

話がそれました。

由来がどうであれ、原産地からはるか遠く離れた沖縄で、目立たずともしっかり根付き、大きく立派に生きている野生のユーカリ達に今回遭遇し、「よく頑張っているわねえ」と思わず拍手を送りたくなったのでした。






2017-10-28

台風22号


台風22号は完全に沖縄本島直撃コースとなりました。10月末までが一応の台風シーズンです。21号の直撃を免れたので、今年もこのまま本島への直撃なしでシーズン終了となるのかと思いきや、そう甘くはなかったようです。ただ21号直後で海水温もかなり下がっていたせいでしょうか、予想通り、あまり強く大きく発達しなかったのが幸いです(975ヘクトパスカル)。

直撃は2年ぶりとなりますが、沖縄南部では昨夜から神経を逆なでするような風の音がずっと続いています。特に午前8時台が一番強く、我が家の近くでも瞬間最大風速44メートル程に達していたようです。
その後、10時頃台風の目に入るや否や、ピタリと音が静まり2時間余り無風状態が続きました。それまでの強風が嘘のような静けさ、穏やかさ。台風の目の中にいるのだとわかってはいても、なんとも不思議な感覚です。台風のスピードが20キロとのことですので、直径約40キロが台風の目に相当する範囲です。12時過ぎにまた強風は再開、吹き荒ぶ風の音が時折巨大になり、窓が破れないかとドキッとします。夕方4時過ぎにはこの吹き返しの風も少しずつ和らいでいるような感じですが、明日朝くらいまでは続くのかもしれません。


あまり台風が来ないと、それはそれで、一度に超巨大な台風がくるのではないかと心配になりますし、また、相手は自然ですので、一回直撃されたからといって完全に安心できるわけでもありません。それでも、近海の海水温を適度にかき混ぜ低下させる効果をもたらしつつ、さほど被害は大きくない、という程度の台風にこの時期このタイミングで直撃されたのは、むしろラッキーだったかも、と思ったりもしています。

植物も風にあおられ、枝打ちをされたかのように、葉を落としたり、枝が折れたり、その試練によって必要以上に伸びすぎた部分をそぎ落す、ある意味良い機会にはなっている様子です。