2016-08-12

雨のち晴れ、穏やかな沖縄暮らし

降ったと思うと、強い晴れ間が射し、このままカーッと晴れわたると思いきやまた降り始め・・・、雨と晴れがたった一日の間に、まるで猫の目のように目まぐるしくクルクルと入れ替わる、そんなお天気がここのところずっと続いている本島地方です。




それでも今夏は今のところ発生台風も少ないですし、直撃台風はゼロ。いつもの夏よりずっと心穏やかに過ごせ、とてもありがたい、というのが本音です。

この目まぐるしい降雨も、もしかすると台風の来ない分を、自然が調節してくれているのかもしれませんね。そのおかげでしょうか。植物たちはかなり勢いづいています。花の少なかったハイビスカスも、急にたくさんの花を咲かせ、まるでこの天気を謳歌しているかのよう。晴れ間には強い日照、ザーっと降る雨でたっぷりの水補給、これを日々繰り返しているのですから、彼らが喜ぶのは無理も無いですね。

私達人も、水やりの心配もなく、そしてこの頻繁のスコールのせいで適度に気温が抑えられ、かなり過ごし易くも感じます。そして我が家のミニ菜園では、柔らかく大きく育ったオクラやアスパラガス等毎朝収穫でき、美味しいサラダに変身、です。


 


今年は(4月の長雨のせいで、全体の収穫量は減っているようですが)マンゴーが台風の被害を受ける心配もなく、晴れればコバルトブルーの海が、雨が降ればしっとりとした緑が美しい。雲も適度に多いので、大きな夕焼け空も味わい深く、格別に感じます。

今年の沖縄のお盆は、偶然にも本土と同じ8月中旬です。その意味では、観光とお盆の帰省や訪問が重なって県内はかなり混雑するのかも・・・。その点はちょっと心配ですね。

まだまだ駆け出しの沖縄住人、いつまでたっても完全なウチナンチュにはなりきれないナイチャー一家ではあるのですけれど、気がつけば、心はもうすっかりこの地になじんでしまったようで・・・。そして、こんな風に毎年少しづつ異なる夏の経験を、大いに楽しんでいるのです。 

あ、そういえば今朝の新聞によると、今夜の星はかなり期待できるものなのだとか・・・。明かりを早めに消して、南部の空に広がる美しい天の川と流れ星を心ゆくまで味わってみようかな、と。(沖縄は、本島でも少し暗い所に行けば、驚く程綺麗な星空を目にする事ができます。我が家のテラスから見る天の川も素敵です。)

そして、うちの字(あざ)の夏の風物詩、伝統エイサー祭りももうまもなく・・・。青年会のお兄さん方の練習にも気合いが入り、太鼓や掛け声、歌声が響いてきます。

大きく広がる空と美しい海、なだらかな丘、咲き乱れる花々、優しい人々に囲まれたこの穏やかな日々に、本当に感謝です。

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