夏場はやはり水辺がとても魅力的・・・。
沖縄の水辺の筆頭はもちろんイノー(サンゴ礁)の広がる海ですが、幼い子供たちも安心して遊べるような場所として、小さな川やダム湖もあります。つい先日、比較的近場にあるダム湖と遠い北部の河川を訪問してきました。
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展望台から人工の水辺で子供たちが遊んでいるのが見えます。 |
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自然の景観だったら名所になりそうな景色です。 |
こちらは、北中城インターからすぐの場所にある倉敷ダムです。沖縄のダムは発電目的のダムでなく貯水池としてのダムです。ですからこのダムは、深い渓谷で落差のある場所ではなく、市街地のそばにあります。
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ダムの向こうに見えるのは、うるまの街並みと嘉手納基地 |
ここは園内が良く整備されており、滝壺や川の流れをイメージしたミニ公園も付随していて、小さな子供たちが遊ぶのにも最適。写真は園内にある展望台から撮影しています。
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木が生えていた場所には切り株が |
公園内には管理事務所があり、こちらのダムを作るにあたって水没した村等に関する資料も展示されていました。完成もたった20年程前のことだとか。沖縄にとってダムの水がいかに貴重なものか、島でいつでも使える水を得ることの容易でないこと、を実感させられます。
こちらの人工の川辺で遊んでいたら、本物の川にも行きたくなり、沖縄自動車道を北上し、名護のとある川の河原にも行ってしまいました。
この川辺には、さすが、人工の流れと違い、お魚さんなど色々な川の生き物達が住んでいます。海とはまた一味違いますが、童心に帰って遊びたくなる自然の水辺、もう言葉は要りませんね。
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穏やかな流れで深いところはありません。遠くでシラサギが魚を追っています・ |
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背中が黒いお魚ですが、種類は分かりませんでした。 |
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おとなしくしてますが目がぎょろりとじっとこちらを見ているように感じます。ハゼさんですね。 |
今回は、海以外の沖縄水辺ツアーのご紹介でした。沖縄=海のイメージがとても強いですが、自然の川や人工の湖であっても、なかなか魅力溢れる場所があるなあ、と思います。
ただ、沖縄にとって真水は大変貴重。こうした環境を安易な気持ちで汚さぬよう、大切にしなければ、と思います。