2019-03-05

元旦の訪問者

久しぶりの投稿、それもいまさらですが、元旦の出来事です。

2019年元旦、部屋でのんびりしていると突然、家の前にあるクズの絡んだ雑木の上に大きな鳥が舞い降りました。
視線はこちらに。あきらかに私たちも見られています。

鋭いクチバシと厳しい目つきで周りを物色しています。この鳥からしたら斜め方向の窓にあたるので、ここからなら大丈夫かと、急いで別の部屋の窓からカメラを向けました。明らかに猛禽類のクチバシ、沖縄では初めて見る大きさです。タカそれともハヤブサ?猛禽類を目にすることはあまり多くはありませんので、一瞬そんな名前が頭に浮かんできましたが、なんでこんな所に?・・・、という思いが先に頭を占めました。

あたりを盛んにを物色しながら、時折こちらを睨んでくるようにも見えます。中から外は見えても、ガラス窓の水平面と視線の先の角度は30度くらい、しかも明るい外部から暗い部屋の中が、この鳥にはどうやら見えている模様。猛禽類の視力はとても良い、と知ってはいましたが、それでもこんな角度からの暗い室内まで見通せるのか、と、なんとも不思議で驚きましたが、視線は確かに、幾度もこちらでピタリと停止します。

雑木の中には小動物や小鳥が沢山住んでいますので、それらの獲物を狙っていたものと思います。しばし、物色とこちらを睨む動作を繰り返していましたが、私に見られているのが落ち着かなかったせいなのか、狩は諦め、5分程度で飛び去って行きました。(サシバ?さんごめんなさい)

初夢では、「一鷹、二富士、三茄子」は「縁起の良い夢」だそうですが、まさか元旦に鷹の仲間が本当に自宅前に現れるなんて、悪い気分はしません。

写真から推測するとこの鳥は、おそらく沖縄で越冬する「サシバ」なのだろう、と思います。

元旦ではありませんが、今年初めての記事、みなさまにとって本年がどうぞ良い年でありますよう。




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