2018-03-24

植物たちの目覚め

沖縄ではこのひと月半あまり、多くの植物たちが一斉に活発な活動を始めています。街のあちらこちらで様々な花々が開花し、色鮮やかな風景も広がりつつあります。
各地で桜祭りはじめ色々な花祭りが開催され出すのも1月下旬から、ですし、沖縄の2月から3月は関東で言えば3月下旬から5月初旬といった感じでしょうか。2月は、もちろん結構寒い日も混じりますから、一応冬シーズンに属してはいるのですが、植物達の変化を見る限り、ついそんな気がしてしまいます。

うちの庭では既につつじが満開です。





今では雑草と見なされることの多い、ムラサキカタバミの花もとても可憐で美しい。庭のあちこちで咲いてくれているので、庭が明るくなり、とても良い感じ。この花を見てしまうと、やはり、雑草として引き抜くことはで出来なくなってしまいますねえ・・・。



こちらは、写真にすると一瞬賑やかな花畑のようにも見えるとても綺麗な世界ですが、角度を変えてみると、アスファルトの隙間から昨年こぼれた種が勝手に芽を出しただけの、小さなデイジーのお花畑。壁際にできた幅30センチくらいの本当に小さな世界です。ただ、昨年たった一つだったこの小さなお花畑が、今年は、なぜか等間隔で四つに増え、我が家の白いフェンスに素敵な彩りとアクセントを与えてくれています。ちょっと嬉しい春のプレゼント、ですね。







そして、家屋のことを配慮し、昨年末伸びに伸びた葉の大伐採を敢行したパッションフルーツの裸の枝からも、ついに新たな芽が出て来ました。大幅にカットしてしまいましたが、今年も実を付けてくれるのでしょうか?まだ花芽は見つかっていませんのでなんとも言えませんが、ただ、かなり旺盛な成長ぶりを見せる植物ですので、昨年ほどではないにせよ少しは結実してくれるかも、と淡い期待は寄せています。

庭のミニ畑でしばらく活動休止のアスパラガスも2月中旬から活動を再開、今ではまた、以前のように毎朝収穫できるようになりました。三尺バナナの実も無事に少しずつ大きくなってきており、夏頃に食べ頃を迎えるのでしょうか。自家製バナナの味見は今からとても楽しみです。市場やスーパーでは地元産の新鮮野菜もいよいよ最盛期を迎えているようで色々な種類の野菜たちが沢山出回っています。

沖縄は、今年もついに本格的「うりずん」の季節を迎えたようです。

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