2017-10-28

台風22号


台風22号は完全に沖縄本島直撃コースとなりました。10月末までが一応の台風シーズンです。21号の直撃を免れたので、今年もこのまま本島への直撃なしでシーズン終了となるのかと思いきや、そう甘くはなかったようです。ただ21号直後で海水温もかなり下がっていたせいでしょうか、予想通り、あまり強く大きく発達しなかったのが幸いです(975ヘクトパスカル)。

直撃は2年ぶりとなりますが、沖縄南部では昨夜から神経を逆なでするような風の音がずっと続いています。特に午前8時台が一番強く、我が家の近くでも瞬間最大風速44メートル程に達していたようです。
その後、10時頃台風の目に入るや否や、ピタリと音が静まり2時間余り無風状態が続きました。それまでの強風が嘘のような静けさ、穏やかさ。台風の目の中にいるのだとわかってはいても、なんとも不思議な感覚です。台風のスピードが20キロとのことですので、直径約40キロが台風の目に相当する範囲です。12時過ぎにまた強風は再開、吹き荒ぶ風の音が時折巨大になり、窓が破れないかとドキッとします。夕方4時過ぎにはこの吹き返しの風も少しずつ和らいでいるような感じですが、明日朝くらいまでは続くのかもしれません。


あまり台風が来ないと、それはそれで、一度に超巨大な台風がくるのではないかと心配になりますし、また、相手は自然ですので、一回直撃されたからといって完全に安心できるわけでもありません。それでも、近海の海水温を適度にかき混ぜ低下させる効果をもたらしつつ、さほど被害は大きくない、という程度の台風にこの時期このタイミングで直撃されたのは、むしろラッキーだったかも、と思ったりもしています。

植物も風にあおられ、枝打ちをされたかのように、葉を落としたり、枝が折れたり、その試練によって必要以上に伸びすぎた部分をそぎ落す、ある意味良い機会にはなっている様子です。




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