2017-09-23

沖縄に秋の訪れ?


台風18号が去ったと思ったら、急に気温がガクンと下がり日中の暑さがかなり和らいでいます。一気に爽やかで秋めいた感じになり、ちょっと驚きました。

まるで台風が秋を連れてきたようです。

普通台風というと暑さを連れてやってくる印象ですので、台風シーズンの長い沖縄ではこんなこともあるのかと、新たな発見です。

ま、最近の気象は従来とはかなり異なってきているので、これもその一端なのかもしれませんけれど・・・。

沖縄では6月の梅雨明けとともに、眩しい真夏がやってきます。で、一応夏シーズンと呼べるのが10月末くらいまで続きます。ただ、9月に入るとほんの少しずつ密やかに秋が入り込んでくる、というのが普通です。

最高気温30度以上は「真夏日」、という定義だそうですが、確か9月13日の台風到来まで沖縄では85日真夏日が続いた、というニュースが流れていたような記憶があります。つまり梅雨明け以降の沖縄は3ヶ月近く30度以上の最高気温を維持していた、ということですが、私の感覚では最低気温でも27度〜28度以上の日が多かったように思います。(記録によると、2017年7月、8月、那覇の最高気温は7月に35度以上が2日、34度以上が8日、8月は35度越えはなく、34度以上が6日、となっており、意外にも7月の方がやや暑かったようです。)ニュースになっていた、ということは、例年はここまで長く真夏日が続かないのかも(過去の最長は77日間だったそうです)、ですが、、最高気温が25度以上あればまだ「夏日」ではあり、実際、海水浴シーズンも沖縄では10月末までですから、6月の梅雨明けから10月末までが「夏シーズン」というのは間違ってはいないのでしょう。

ですので、台風とともにやってきたこの「秋めき」も多分あまり長続きはせず、今しばらくは暑さの蒸し返される日が結構な頻度でやってくるかも、と予想しています。

台風も今回の18号が最後とは思えませんし・・・。ただ、18号のかき混ぜ効果で低下した海水温のおかげで次回以降の台風がさほど発達しないよう期待はしたいですが。

18号の直撃を免れたせいで、秋分の日を迎えても花々はまだまだ旺盛に咲き誇っていますし、庭の野菜たちも元気です。

そして様々な鳥のさえずりも盛ん(我が家の向かいに草むらが広がっているのですが、そこは野鳥たちの格好のすみかとなっているようで、お馴染みのシロガシラやイソヒヨドリに加え、ウグイス、メジロ、キジバト、スズメ、トビ他、早朝から夕方まで色々な声が入り混じり、たいそう賑やかで楽しそう)で、強い日差しと適度な雨(スコール)の恵みを受け、心地よく、沢山の命がキラキラ輝いているような感じです。

本格的秋の風情を楽しめるのはしばし先になりそうな沖縄ですが、生き生きした生き物の息吹を、こうして身近で味わえるだけでも随分心癒されます。

仕事柄心や体の弱った方々と接することの多い日常なのですが、患者さんたちも、そして私自身も、いつのまにか彼らから力強いエネルギーを分けてもらっているように思うこともしょっちゅうです。ありがたい限りですね。

2017-09-14

台風18号の最中にー2017年9月ー


予想通り?台風18号は台湾方面へは行かず、途中でぐぐっと北西に向きを変え、現在は宮古島付近を通過中で、沖縄本島も15メートル以上の強風域には入っています。風の音のかなり騒がしい状況は昨夜から始まり、明日も丸一日続きそうです。

ですが、明日の夜半までには偏西風の影響で進路を更に北東に変え、一両日中には九州からひょっとすると関東あたりまで進む可能性もあるとか・・・。

運よくといって良いのやら、この18号も本島をぐるりと避けて進んでいくような気配で、本島への直撃は無いようです。

宮古島での最大瞬間風速は50メートルを超えたようですし、予報では15日には70メートルにもなる可能性があるらしく、直撃されたら大変でした。本当にホッとしていますが、まだこれから直撃される地域もあるので、被害が最小限になるよう祈るばかりです。

でも、温暖化により海水温がこれだけ高くなれば台風の勢力が増すのは当然のこと。やはり人の活動が巡り巡って自らの災いを呼び寄せている、ということなのでしょうね。

今回の台風によって、本島近海の海水温はまた少し低下したのでしょうか。サンゴや浅瀬に住む魚など、多くの海の生き物たちは息がつけて大喜びしているのかもしれませんね。

人間にとっての脅威と自然にとっての脅威はどうやら別次元にある、ということなのでしょうか。人は本来自然の一部分だったはずですが、もはやそう言い切れなくなっているということかもしれませんね。

人と自然がうまく調和するのは、つくづく難しいことなのだなあと感じます。

台風18号の進路図。
http://www.imocwx.com/typ/18/12/tyani_18.gif

2017-09-10

台風の来ない夏

この夏は幸いにも、沖縄本島での台風被害は今のところ全くありません・・・。


昨年本島を直撃した台風はゼロでしたが、今年も直撃はまだ無し。いつ来るのかしら、といつもどこかでハラハラと心配してはいるのですが、有難いことに、近くを通過しても、本島直撃には至っていないのです。

でも、本島が2年間台風に襲われないという可能性はかなり低いような気がします。来てほしくはないですが、これほど来ないと、先日アメリカを襲い、甚大な被害をもたらしたハリケーンのような巨大なものが突如やって来るのではと、逆に不安が少し増幅しますね。

台風が来ていないため、農業への被害の無いのは喜ばしいのですが、一方で、海水温上昇によりサンゴの白化が懸念され、沖縄周辺の7割のサンゴが被害を受けているという報道がありました。

確かに、8月は例年以上に暑い日が多かったです。海風の影響によるものなのか、通常なら本島の気温が35度を超えることはほとんどないのですが、今年は35度超えの日も何度かありました。これだけ暑い日が続けば、海水温の上昇も当然と思えます。

沖縄の海の美しさ、豊かさは、サンゴ礁のおかげです。そのサンゴ礁が失われると、将来的に沖縄の景色が一変してしまう可能性もあります。

8月初旬の5号台風は、沖縄近海まで南下して再度北上しましたが、浅い海域で海水の移動=かき混ぜが起きたおかげで沖縄近海の海水温がかなり低下したとのこと。サンゴ礁への悪影響を抑えられるなら、甚大な被害をもたらさない程度の台風には来てもらっても良いかな、などと、身勝手なことを考えたりもします。



本島では9月に入って、少し最低気温が下がってきた感じがします。また、8月末までは極端に少なかった雨ですが、短時間に激しく降っては止んで晴れる=いかにも沖縄らしいスコールが、9月からは連日降るようになりました。なんだか、微かな秋の気配の訪れと真夏らしいスコールの増加が同時に起こっているようで、少し妙な気分です。ま、これも「チャンプルー」の一言で片付けてしまえるのかもしれませんが・・・。

今日は、台風18号が発生したとのニュースが流れています。先島諸島に接近するものの、台湾へ抜けるコースが一応予想されています。途中で急に北上を始めると本島への直撃になるかも、ですが、とにかくあまり強く大きく発達しないことを祈るばかりです。


メキシコでもまた大地震がありましたし、頻発し激化する天変地異のニュースに触れるたび、驕り高ぶる人間への、自然からの警鐘なのだろうか、と身の縮む思いがするのは私だけでしょうか・・・。

2017-08-10

「青バナナ」(続編)

熟しても黄色くならない品種?「青バナナ」の見分け方が少しわかってきたような気がして、おそるおそるですがこの「青バナナ」を意識的に購入してみました。

そう、やや黄緑色のバナナが「青バナナ」だと思うのです、多分。

これはまだ未熟な「島バナナ」です。「青バナナ」もこんな色合いで、熟してもこんな感じ。

でも問題は、色がほとんど変わらないので ”いつが食べどきか?”が、わからないことです。

少しは黄色っぽくなるのでは、と淡い期待を抱いていましたが、実際色はほとんど変わらず・・・。違いは黒班が出てくることですが、黒班が出てからではちょっと熟しすぎな感じもあります。

こちらの一房はこんな状態で、もう完全に熟しきっているよう。
付け根から簡単にもげてしまい、実もかなり柔らか。
右上の一本を食べて見ましたが、充分熟しており、とても甘くて美味しいです。
ただ私はもう少し硬い食感が好みなので、そのタイミングを見抜くのが難しい・・・。
この時期実は、結構沢山のこの「青バナナ」が市場に出回っていることにやっと気づきました。でも、「青バナナ」では、青く未熟な段階のバナナのことも青バナナと言われているので、一般には全く違いが分からないですよね。”青いまま熟して甘くなるバナナ”は地元でもさほど知られていないようですし。

なかなか奥が深い、「青バナナ」です。バナナの一種類としてカタカナ書きにして、「アオバナナ」と呼んだ方が良いのかもしれませんね。

バナナづくしですみませんが、ついでに庭のバナナの木?のお話も・・・。

実は昨年の夏過ぎに20cm程度の小さな三尺バナナの苗を植えたものが、ほぼ一年で見上げるほどに大きくなっています。どう見ても三尺(約90センチ)ははるかに超えていますね。

まだ、大きいのは一本だけですので、庭の観葉植物として楽しめます。でも、脇からひこばえが沢山出ています。このままにしておいたら、何本もの群になるのはきっと時間の問題。

でも、バナナは果実を収穫し終わったら、バッサリ根元から切るのだそうです。そして、ひこばえが成長し、次の実をつけるという循環になるのだとか。

我が家の庭にも小さなバナナ畑が現れつつある、ということかもしれませんね。南国の風情が自宅にいながら沢山味わえそうな予感。花はいつ頃咲くのでしょうねえ。私の本当のお楽しみは、収穫するバナナの果実の方ですが・・・。


2017-07-30

熟しても青いバナナ


最近、夕焼けがとても綺麗です。バナナとは関係ないですが・・・。

例えばリンゴや柑橘、ブドウなどにも様々な品種があるように、バナナにも色々な種類があります。今回は、大きさや形といった外見の違いだけでなく、熟し方に違いのあるものまであった、という新しい発見のお話しです。

今日、知り合いの方から「青バナナ」を頂いたのです。青バナナ=未熟のバナナと思っていましたが、今日の「青バナナ」は熟しても黄色くならない種類なのだとか。

頂いたのは外皮がやや薄黄緑色っぽいものですが、通常の感覚ではまだ食べ頃からは程遠く、かなり未熟な感じ。でも「既に十分熟していて美味しいですよー」とのこと。よく見れば皮にはそろそろ黒くなりそうな気配も。頂いたまま、時間をおいて夜帰宅した頃にはその皮はもう真っ黒に。

でも口に含むと、うーん、確かにとても美味しいバナナでした。

実は、家に黄色くなるのを待っている青いバナナがありました。最初から少し緑が薄かったので、すぐにも黄色く熟すのではと期待していたのですが、いつになっても黄色くならないこのバナナ。もう2週間以上になりますが全く色変わりすることなく、いきなり黒ずみ始めました。「ああ、これは外れ!残念ながら捨てるしかないわねえ・・・」と、次のゴミ回収日までそのまま放置することにしたのでした。

過去にも青バナナでいつになっても熟さないものはあったのです。でも、そういうものは本当に固く未熟なままで、最後は枯れるようにダメになってしまいます。

でも今回のものは、黄緑色のまま黒班が出たり半分黒くなっているものもありますが、触るとよく熟したバナナのように柔らかな弾力があります。

そう、少し細めですが、見た目も今日頂いた「青バナナ」となんだかそっくり・・・。


農家の方々が野菜等を直接持ち込んで販売している共同市場で購入したので、お安いのですが、ラベルには生産者のお名前と、単に”バナナ”という表記だけ。そう、ここでは、”島バナナ”も”三尺バナナ”も、フィリピン系バナナも、いつもただ同じ”バナナ”と書いてあるだけです。見た目、バナナの種類はかなり多岐に渡っている感じはするのですけれどね・・・。

で、ゴミ箱行きを待っているこのバナナ達、ひょっとしたら、今日の「青バナナ」と同じ品種なのでは、と思いつき、急遽皮を剥いたのが正解でした。皆、よーく熟しています。味も同じで、美味です。中には、もう透明な黄色になってトロトロになりそうなものも。
こんなに沢山ではいっぺんに食べられないので、この青バナナ達はラップに包まれて冷凍バナナへと変身。


でもなぜ、このタイミングで「青バナナ」を頂くことになったのかしら?ちょっと不思議ですね。
頂かなかったら、このバナナたち、間違いなく青いまま黒くなったバナナとしてゴミ箱に直行するところでしたので、「青バナナ」の神様が教えてくれたのかも、ですね。

でも、この種類の「青バナナ」の情報は確かに少ないです。ただの未熟な青バナナ、熟しても黄色くならない種類の「青バナナ」。目が肥えないと、なかなか見分けも難しそう・・・。

果物でも植物でも、色々新しい発見があるとなんだかワクワクしますが、ただ、せっかく美味しく熟すのに、なんでそれを色で教えようとしないのでしょうね、このバナナさんは・・・。こんな形で個性を主張し、その個性を見抜いて評価してくれるものだけに恩恵を捧げたい、ということなのでしょうか? 



2017-07-19

パッションフルーツ大豊作!

ここのところ忙しい日々が続いて、なかなか更新できませんでした。久しぶりの記事になりますね。

今年は梅雨期後半になって急に雨量が増え、本島の水瓶も十分満たされ、皆さんホッと。そして梅雨明け後は、青い空にモクモクとした白い入道雲、ムッとする暑さに時折のスコール、といった真夏の日々。それでも最高気温が35度を超えることはさほどなく、本土の暑さほどではないのかもしれませんね。

今夏の我が家は驚くことに、「パッションフルーツ大豊作!」・・・。大きさもバラバラ、傷も多く売っているもの程の見栄えはありませんが、味、香りは劣ることなく、とても濃厚、豊かな味わいです。


昨秋、必死に人工授粉して実ったのは20〜30個。今夏はせめて前回の2〜3倍位収穫できたらなあ、と、夫と二人で確かに少しは受粉に精を出してはいたのですが、まさかここまで沢山実るとは全く予期していなかったので、ホントびっくりです。どうやらハチさんたちがたくさん花を訪れてバンバン受粉をしてくれていたようなのでした。強い日差しと豊かな水を受け太く丈夫に育ったパッションフルーツが広く大きく葉を広げ、せっせと花を咲かせてハチたちを喜ばせ、その見返りにたっぷりの実をつけた、ということでした。こんな小さな我が家の庭での一事象に過ぎませんが、それでも、生き物どうしの、そして生き物と自然との強力で見事なコラボを感じます。人間が介在して出来ることなど、本当にたいして無いのだなあ、とも・・・。

このコラボの文字通りの結果、我々人は食べても食べても落ちてくる果実の量(少なく見積もっても600個以上)に追いつけず・・・。珍しいだろうから、と本土の知り合いに送ったり、ご近所や友達にも沢山配って、大勢でこの収穫を分かち合うことができました。本当に、自然から人がいかに沢山の恵みを頂いているかを、強く実感させてもらえたのでした。

ご近所の方々も、どうやら別の果物、野菜で我が家と同じ状況にあるようで、差し上げたパッションフルーツは他の果物、野菜などに変身して我が家に戻ってきています。赤、青、黄色と色とりどりの収穫物に囲まれて、なんだかとても豊かな気分に・・・。

畑で熟した真っ赤なドラゴンフルーツも、とても甘い。

一回に1/4個もあれば十分な大きさの大きなドラゴンフルーツ。

頂いた島バナナを房のまま階段に吊るし、熟すのを待つ。
家の中にこんな感じでバナナがぶら下がっていると、とっても南国感が出ますねえ。
意外に早く黄色くなったのですが、
沢山のバナナが一気に食べごろになるのも考えものです。我が家では冷凍して一部はアイスバーのようにして楽しむことに。島バナナは味が濃厚なので、アイスにしてもとても美味しいです。
バナナシェイクのような飲み物としても、贅沢な味わいでした。



2017-05-28

アセロラの思い出

沖縄に来てすぐの頃、那覇市の壺屋界隈を夫婦で散策していたら、突然「こちらへいらっしゃい、いらっしゃい」と声をかけられ、振り向けば民家の庭先でにこやかに佇む中年男性の姿。

傍の木にたわわにみのる赤い実を数粒とって「味見してごらんなさい。酸っぱいけれど、爽やかで美味しいですよ・・・」。
口に含むと確かに爽やかな酸味が広がります。「本当ですね、美味しいです」とにっこりすると、嬉しそうに「これがアセロラの実ですよ」と、教えてくれました。「この種をとっておいて庭に植えれば、いつか家でも楽しめる様になりますよ」、と・・・。 
思いがけぬことで、夫婦揃ってなんとも温かな気持ちにさせて頂きました。


その時に頂いた幾粒かの実を我が家の庭に植えたところ、今年本当に実をつけるようになりました。
この赤い実を見ると、その親切な方の笑顔が浮かびます。心温まる思い出です。

2017-05-14

5月の沖縄南部プチ散策

連休明けから急に雨や曇りの日が多くなってきましたが、沖縄はこの週末、ついに梅雨入りしたようです。

連休の1日、爽やかな晴天に誘われちょっとランチにでかけ、そまま南部の海岸散策を楽しんできました。

ニライカナイ橋のそばにある眺めの良いカフェで食事をしていると、外を頻繁に飛び交う鳥の姿が・・・。若く綺麗な白ガシラですね。どうも巣材を集めていたようです。木の先端の葉に乗ってあたりを物色している顔は真剣そのもの。けなげです。

カフェのテラスからの海も、快晴のため、とても綺麗でした。

この海の色に誘われるように、さらに少し先の知念半島までドライブ。ゴールデンウィークでしたので、駐車場はさすがにとても混んでいましたが、運良くたいして待たずに車を止められ、そそくさと岬へ。
見慣れた風景とはいえ、大きく広がるコバルトブルーの息を飲むほど美しい海を前に、シャッター回数もつい増えてしまいますねえ。

人はなぜこうした海の色に魅せられるのでしょうね。遥か昔の太古から本能に深く刻みこまれた感性なのでしょうか。白い砂、浅い海、太陽の光の合作によるこの微妙な「青」・・・。言葉にし難い、心が吸い込まれて何ものかと一体となっていくような、不思議なやすらぎを覚えるせいなのかもしれません。いつのまにか気持ちが洗われる様です。


天気が良いと気分は爽やかですが、しばし留まるには日陰は必須。日差しはすでに痛いほどです。

パラグライダーが空を舞っていました。
真っ赤に日焼けしそうですが、そんなことなど気にならないほど、広大な海を見渡しながらの空の舞いは、気持ち良さそうです。



八重瀬町に戻り具志頭の海岸へ。いつもより人が多いですが、混んでいるほどではありません。地元の家族連れがほとんどのようです。バーベューをしたり、海に入ったり、それぞれに海岸でのあそびを満喫しています。
サンゴの跡が散歩には最適です。

岩の潮溜まりには、魚がたくさんいます。
魚や子供達だけでなく、犬も楽しそうに泳ぎ回っていました。
海岸や魚さんの様子はやはり動画にしないとわかりませんので追加です。


こちらは、犬さんの頑張っている姿。
投げられた骨?を泳いでくわえてご主人の元へ戻る、というこのゲームに本当に熱中してますねえ。思わず見とれてしまいました。

こんなプチ散策を半日あまりで気軽に楽しめ、しみじみ幸せです。

2017-05-06

八重瀬町の「こいのぼりあしび2017」

沖縄は八重瀬町の「町魚」は、トビウオだって知っていましたか?

「こい」のぼりではなく、ヒレの大きくスマートな「トビウオ」のぼりです。

「町花」とか「町木」とかもありますが、熊本県のマスコットくまモンのようには広く知られていませんね。八重瀬町のマスコットは八重瀬のシーちゃんですが、ご存知でしょうか。シーサーを元にデザインされたようです。なかなか可愛いキャラクターなのですが、まだまだ知名度は低そうです。(今ふと思ったのですが、トトロなんかをマスコットにできたら最高かもしれませんね。で、町を走るバスはみな猫バスにしたら、乗りに来る人の数はすごいでしょうね。)

では、熊本県の県魚は? 意外にも「クルマエビ」だそうです、高級品を県魚にするマーケティング戦略ですね。沖縄県は「クルマエビ」の養殖は結構盛んですが、県の魚は「タカサゴ」だそうです。「タカサゴ」は沖縄の売りたい魚なのでしょうか?県によっては、季節ごとに県魚を変えてしまう、旬で売りたい魚を県の魚に指定してしまう、等なかなか抜け目ない戦略を取っているところもあるようですが・・・。

他県の県魚の話は、八重瀬町の話からそれてしまいそうなので、八重瀬町の町魚に戻しましょう。港のある八重瀬町の町魚は空を飛ぶ魚「トビウオ」です。なぜトビウオ?それは昔、町の港川漁港で大量にトビウオが陸揚げされた時代があったから。

もしマーケティングを考えるなら、トビウオの干物や味噌づけなど、ちょっと気の利いた日持ちのする商品を企画したり、旬の時期にここでしか食べられない食材を提供して、その旬に合わせて「トビウオ祭り」などを企画、なんてどうかなあ、と・・・。「沖縄で旬のトビウオを食べると元気がでる」、「泡盛にはアゴの干物が最高」なんてどこかで聞いたようなストーリーもありそうな。沖縄の砂糖と味噌を使って、トビウオを漬け込んだらどうでしょう。油が気になりますが、油味噌の利用もありかも、です。焼いたらとても良い香りがしそうですね。

八重瀬町のマーケティング戦略はまだよく見えません。けれどそれは、そんな世界とは無縁の沖縄の良いところであるのかも。

なぜこんな話をしているかというと、5月の節句の時期に(なぜか4月30日)に行われたのが、「やえせこいのぼりあしび2017」だったから。
会場の港川には、町魚の「トビウオ」の絵があります。
実際の主役は「鯉」のぼりではないので、「やえせトビウオのぼりあしび2017」が正しいとは思いますが。今、港川漁港には、トビウオノボリが400匹、その他の鯉のぼり等が600匹、合計1000匹が泳いでいます。

たくさんのトビウオが風に乗って滑空している姿はそれなりに圧巻ですね。

でも、風がないとトビウオの干物?のように・・・。


このトビウオは5月18日まで掲揚されている予定だそうです。

こんなことを書いていたら、おいしいトビウオの干物が恋しくなりました。
あごの丸干しなどが八重瀬町で買えないかな?味噌漬けも・・・。あ、ついでに伊豆のキンメの味噌漬けも食べたくなりました。

やはり、味はその土地と結びついていますね。八重瀬のトビウオが食べたいと思われるほど、八重瀬のトビウオの水揚げはあるのでしょうか?港川の魚屋さんにもトビウオはなかったような・・・。

トビウオの買えるお魚屋さんはどこにあるのでしょうね?


2017-05-05

白いワタボールが木に?

さあ皆さん、この写真に写っている白いものは一体なんでしょう?


雲にしては小さいし、綿菓子のようでもあるけれど、なんで木に?白くてフワフワしています。直径はどう見ても10センチ以上ありそう。綿状の何かが木に引っかかっているようにも見えますが。遠くから見ても、とても花には見えません。
あら・・・、綿の隣にはなにやら見覚えのあるものがぶら下がっています。
正解は・・、実はこれ、トックリキワタの実の弾けた姿でした。

トックリキワタの花
これを見て、トックリキワタの名前の由来がやっと正確に理解できたのでした。トックリキワタの花は、遠くから見ると桜のようです。幹は確かにトックリのよう。


でもキワタって何?花は遠景として観れば確かに桜の花のような感じですし、近くで一輪ずつ眺めるとサイズも大きく、しっかりしたピンク色の花びらの中央部分は明るい黄色。かなり華やかです。その印象からすると、むしろ南米桜という別名の方がしっくりすると思っていたのですが、キワタとは木綿の意味だったのですね。つまり幹の外形と実の弾けた姿からの命名だったわけです。あんなに存在感のある花が無視されて名付けられていたとは・・。ちょっと驚きですが、よく考えたら桜のように見える花は他にも結構あるのでしょうから、より特徴的な部分を強調して名前をつけた方が見分けやすいということなのでしょうね。

綿の隣に下がっているのは、そう、見覚えのある実です。

そして、別の割れた実の中から、白いものが。なんだか白子のようにもみえますね。

その脇には、実の外皮の剥げ落ちたものが・・・。白子がさらに膨らんで綿になりつつある様子。
そして、ついには大きな玉のような綿の塊へ。ここまでくるとなんだか可愛らしく感じますね。

足元にはちぎれた綿のようなものが落ちており、風に飛ばされ空を舞っているものも。

そして、下半分が飛ばされた実(綿のようなもの)も残されています。うーん、見つめれば見つめるほどユーモラスです。

内側に目のようにタネのついている部分と、剥がれ落ちた皮を拾ってきました。皮の内側には、まだ開く前に詰まっていたワタの文様があります。

ついにはこんな姿に・・・。おばけのような格好のワタが、まるで足の生えた幽霊映画のキャラクターのよう。ホント、愉快でつい笑ってしまいます。

それにしても、「とっくり」のような幹をした「木綿」の木、まさしくそのものだったのですね。
今年の2月頃に見たトックリキワタはこんな感じで、実と同時にまだ美しい花も咲いている少し不思議な状況だったのですが、その実が熟してはじけると、木綿(キワタ)ができていたのです。ほんと、ビックリです。
トックリキワタはボリビアから沖縄に入ってきたとあります。実際に、この木綿(キワタ)はクッションやぬいぐるみなどの内綿としてして使われているようです。特に、撥水性に優れ昔は救命衣の内綿としても使われていたとか。綿と言われれば素直に納得してしまう程、そのままでフワフワ、とても艶のある白く綺麗な綿です。

沖縄に来て連休時期に綿状のものが飛び交っていたら、それはトックリキワタのタネがワタと共に風に飛ばされながら、新たな繁殖地を見つけている、ということなのです。

それにしても、こんなユーモラスで可愛いワタ達の姿に気づいたら、トックリキワタに今まで以上に愛着を覚えるようになりました。

植物もよくながめてみると、それぞれ本当に個性豊かで面白いですねえ・・・。



2017-04-23

パッションフルーツには宇宙人が?

レースの縁取りを連想させるような、パッションフルーツの花が今年もついに開き始めました。

部分だけ切り取ると、ホントなんだかわかりませんね。花びらがまるでそうめんだかアンテナのように無数に伸びています。
それでも全体をみると、宇宙ステーションのような機能的な美しさに溢れているようにも?。

中心部分には、実になる部分が玉のように、その上下に雌しべが3本、雄しべが5本伸びています。こうして拡大するとその姿はまるで深海の生き物のよう・・・。薄緑に紫色の斑点があり、あるいは、宇宙ステーションに生きる宇宙人の体の一部のような感じも。そして、外部に伸びる触手のような花びらは、白から紫へと変化し揺らめくように蛇行して、中心にある秘密基地の内部へと誘い込んでいるかのよう。あ、実はこんな感じで虫たちを誘っているのでしょうか?

(でもこの誘惑の成功率はあまり高くないのかも・・・。なぜって、人の手を借りる人工授粉でないとなかなか結実しないようですから。本当は虫たちにとっても、ちょっと気が引けてしまう外観なのかも、ですね。確か、虫が一番心惹かれる花の色は黄色だったかと・・・。それを考えると、形だけでなくこの色もやはり虫好みからは遠そうですねえ。パッションフルーツはなんでこんな色、形の花を咲かせることにしたのでしょうね。ただ自己主張が強い、ということなのでしょうか。それとも原産地南米にはこの形と色の大好きな虫達が豊富にいるのでしょうか?考えると不思議です。)


蕾は上の写真のように、緑の少し大きなカプセル型で、これがパカリと開くと花が現れます。やはり緑の茂みに隠れた「宇宙船」ですね。

花が咲いた後はまた畳み込まれますが、一度開いた花びらはガクの間からはみ出しています。

これは昨年のブログからの写真です。
しばらくすると受精した実は、急激に大きくなって青い身をつけ、受精できなかった花は、根元から落ちてしまいます。
こちらも過去のブログからの参考写真です。
そしてこの宇宙船は、時とともに赤紫に変化し、甘酸っぱい夏のフルーツ、パッションフルーツへと変身していくのです。


そんな風にパッションフルーツの実を見ていると、大きなカプセルの中の多数のタネが、栄養豊富なゼリー状の黄色の液に包まれている姿も、やはり宇宙旅行に行く前の宇宙人達の休眠中の姿に思えてきますから、不思議です。(ちょっと、SF映画を見過ぎでしょうか!)でも、花といい実といい、しげしげとみつめてみるとなんとも個性溢れる独特な姿の植物なので、ついそんな想像も掻き立てられてしまいます(笑)。

そして、その木?いえ、蔓の外観は比較的平凡なのですが、その生命力、成長の速さも驚愕もの。たった一本の蔓なのですが、植えて2年足らずで既に我が家の半分を覆い尽くしそうな勢いです。一階の窓の日よけとして植えたものが、今では二階の日よけとしても十二分に役立っています。おかげでたっぷりの花芽がついていますので、今夏は実も沢山つきそうです。

おいしく熟した実を収穫し味わうのが、今から本当に楽しみです。