2015-04-26

知念の浜

南部の魅力はやはり、開発の手があまり入っていないことかもしれませんね・・・。


何もない、自然に近い海岸線が多く残っているような気がします。


駐車場が整備されていない等の不便はありますが、派手な看板もなく、美しく静かです。そんな浜をプライベートビーチ感覚で、のんびり過ごせることが何よりも贅沢。この日は、私たちの他に、2家族が浜遊びを楽しんでいました。


砂浜で何をか探している大人達と無邪気に遊ぶ子供。
オーダーできる飲み物はありませんし、パラソルやビーチベッドの提供もありません。

聞こえるのは優しい風音と鳥たちのさえずりだけ。静かで美しい浜の向こうにはコバルトブルーのイノーと外海が広がります。人をあまり怖れないのか、浜辺の野鳥達もまじかに見られます。

シロチドリでしょうか? 好奇心満々?こちらを向いて近づいてきます。

こちらは、引き潮の浜で何かを追いかけています。お食事タイムでしょうか?

この浜の価値は多分、開発された便利さを求めるか、より自然に近い状態を欲するかによって異なるのでしょうねえ。

ほんの小1時間程でしょうか、散歩し、木陰に腰かけ、心地よい風に吹かれながら何もない浜とそこに遊ぶ鳥たちを眺めていると、私達もいつしか自然の中に溶け入っていくよう・・・。
心も身体も解放され、すっかりリフレッシュ・・・。

短いながらもとても貴重な一時となりました。

2015-04-18

散歩しながら・・・

今週末から沖縄は暑くなり、一日の最低気温が25℃に近くなるのだとか。ほとんど夏の温度でしょうか。

そして予報通り今日は暑くなっていますが、薄曇りで日が射していないので散歩には最高です。気ままに歩いていると景色だけでなく色々なものに目を引かれます。気になった(木に生った)ものを気ままにカメラに収めてみました。

でも、近くを巡るそんな行き当たりばったり散歩でも、沖縄の歴史を少しばかり垣間見られるような気がします。

イペーの木。ノウゼンカズラ科の落葉高木で、沖縄には結構多いのです。
ブラジルから入ってきたのだとか。沖縄からブラジルに渡った人も多いですものね。

伝統家屋の門の上に鎮座するシーサー。
ガジュマルも良く手入れされ、庭がとても綺麗です。

屋根の中央で見守るシーサー、とても強そうな雰囲気です

沖縄では角には必ずあると言ってよい、お守り、いしがんとう

20センチ近くある大きなハイビスカスの花

風情のある石畳の道
車社会沖縄になってしまい、
車の通らない狭い道や行き止まりの道にしか残っていないのが残念です。
昔はどの通りもこんな石畳になっており、もっと、もっと沢山あったのでしょうね。

野生化したミニトマト。
1センチくらいの小さな実を沢山つけてました。
鳥が食べて、ここに糞をしたのでしょうか。
ここは昔の井戸の跡で、今も水場になっています。
きっと、鳥さんが食事のすぐあとで水を飲みに来て残していったのでしょうね。

2015-04-14

健康管理とコンディショニングのすすめ

今日は仕事柄日々痛感している健康管理、特に、コンディショニングの大切さについて、また少しお話ししてみようと思います。


当院の患者さんの中には、不摂生が原因という方もおいでですが、むしろ、日頃からそれなりに健康には気を使っていたのだけれど、と仰る方も大勢いらっしゃいます。


それでも来院される、というのはどういうわけでしょう。

当然ですが、なんらかの原因があります。幾つか例をあげてみましょう。
  • 怪我や長年のくせ等で身体のバランスを崩してしまわれた方
  • 何でも一生懸命取り組むあまり、少し無理をしてでも運動や仕事を続けてしまう方
  • 運動のしすぎ等で固く柔軟性のない筋肉を長年かけて作ってしまわれた方
  • 仕事等で過度のストレスや無理をしなければいけない状況を抱えておられる方
  • 意識して運動はしていてもコンディショニングの重要性に気づいていないか忘れている方

スポーツや運動、その他身体をよく使っている方に特に多いのが、コンディショニングの不足です。

限界に挑んでいるスポーツ選手の多くの方々が、故障を抱えていますが、それは常に自分の身体を限界にまで追い込んでいるためでもありますね。
このことは、スポーツ選手だけでなく、身体を使うことの多い様々な仕事をされている方、例えば音楽家の方などであっても、私達が想像する以上に身体に負荷をかけておられ、時としてスポーツ選手と似たような状況にあったりします。

けれど、そこまで追い込む必要のない、趣味や健康を意識して運動している程度の方であっても、なんらかの故障をかかえてしまうケースが決して少なくはないのです。そのような皆さんはそれぞれ、日頃から身体に注意をし、健康維持に随分気も使われているのですが、それでも負荷が大きくくなり過ぎて身体が悲鳴をあげてしまう方も多いのです。

当院の施術を受けるに際して、「無理をしないこと」が極めて重要であることをお伝えし、普段の運動メニュー、トレーニング、練習内容の変更をお願いすることもあります。

とはいっても、実は、この「無理をしないこと」というのが、非常に難しいところです。

「無理したくなくても無理せざるを得ない」とか、「無理しないようにやっているつもりだったのに、無理していた」とか、よく耳にする言葉です。

なぜでしょうか?

これは一つには、自分の身体の事が分かっているようでまだまだ良く分かっていなかった、ということに原因があるように思います。

身体の使い方、休ませ方にはやはり多くのコツがあります。身体の理屈に則った使い方さえ出来ていれば身体は少し位の無理にも応えてくれます。その理屈に反した使い方、休ませ方をしている限り、「無理していない」と思っても身体にとっては「無理している」ことになってしまうのです。

ストレスの多い緊張した肉体や精神には、緊張をほぐす一定の時間がどうしても必要です。そして、身体や精神を十二分にリラックスさせ異常を発生させないようにするには、外部の雑音をいったん遮断し、落ち着いて自分の身体をよく観察し、ご自身とじっくり対話することも、とても重要です。そうする事で、自分の身体が発している沢山のメッセージを正確に読み取れるようになるからです。

こうしてご自身の身体の状況がより良く分かるようになってくれば、年齢や活動内容相応に身体をどのように使うべきか、どのように休ませればよいか、そのコツがより明瞭になり、的確に出来るようになってきます。

特に、身体の休ませ方、回復のさせ方が十分適切、効果あるものとなっていけば、自分にとっての適切なコンディショニングが確立でき、身体に「無理のない」「余計な負担をかけにくい」状況を長く維持できるようになるのです。

仕事ではなく趣味の範囲で、健康のために良かれとスポーツ等をしている方であっても、身体の筋肉をガチガチに硬化させてしまわれる方も大勢います。

本当は、運動というのは柔軟で弾力のある健康な筋肉でするべきなのですが、長期にわたって身体の筋肉を硬化させてしまった場合、それを一気に変更することは容易ではありません。
それでも、認識を新たにし、適切なコンディショニングを粘り強く行うことで少しずつ筋肉の質を良質なものへと変えていくことは可能です。そして、そのような改質は年齢には関係ありません。その結果、時を経るうちに各種活動自体の質もアップしていきます。

本当に酷い方は、無理をしつづけ、身体が外見からもわかる程に歪んでしまい、歩くのが難しくなったり、しびれや痛みが生じ、睡眠他、様々な自律神経系の支障まで出始める方すらおられます。そんな状況までいってしまっても、身体の歪みを矯正しながら、適切なコンディショニングを忍耐強く継続することで、痛みやしびれ、自律神経疾患等のなくなるところまで改善された方もいらっしゃいます。

年齢を重ねてもずっと現役で自分の力だけで生活できる状態でいたい、その為だけであっても、身体の適切なコンディショニングというのはとても大切なのです。


自分の身体とじっくり向き合うコンディショニングの時間を日常的に取ることを、是非とも心がけたいものです。

当院では、カイロ整体の施術だけでなく、食生活に関する考え方、適切なコンディショニングの方法を含め、体調維持のためのご相談を承ったり、役立つアドバイスもさせて頂いております。


良い状態の身体をいかにして獲得し維持するか…。当たり前の様で実は結構難しいこの方法を身に付けることはとても貴重なことです。これを若いうちに身に付けられたら最良ですが、でも、いくつになっても遅すぎる、ということは決してありません。是非チャレンジしてみて下さいね。




2015-04-12

沖縄の海かな?

下の2枚の写真、ちょっと雰囲気が似ているでしょうか?
上の写真をクローズアップしたものが、下の写真、と言いたいところですが…。




丘の上から眼下に広がる町とその向こうに海、というのが共通しているところ・・・。
1枚は沖縄、もう1枚は伊豆半島で撮ったものです。

本当に天気の良い日の海の色は、沖縄では明るいブルーですが、伊豆の海は濃いブルーに見えます。その他にも、コンクリートの家が主体か木の家が主体か、とか、植生、イノー(サンゴ礁)の有無、細かな違いはあります。

でも、沖縄程ではないのかもしれませんが、伊豆の海も実際綺麗です。結構似ているような気がする時もあるのです。

共通点?、それはどちらも海が近くて、道がくねくね、起伏もあること。

沖縄本島は全体的には高い山は少なく、山深く感じられるのはやんばるエリアのみ。(最高峰与那覇岳でも503メートル、東京スカイツリーより低い)中南部は丘陵と平坦地や低地が入り混じった地形が中心。
一方、伊豆半島の最高峰天城山は1406メートルあり、沖縄本島よりもずっと山が卓越しているイメージがあります。これは事実で、半島全体で平坦地は少なく、大部分が山地。

面積は伊豆半島が1430平方キロ。本島は1208平方キロ。本島の方が伊豆より少しだけ小さいようですが、かなり近い、とも言えますね。本島を車で走り回っている時のこの距離感のようなものも、どこか伊豆と似ていると感じさせる原因でしょうか?

曲がりくねった道を走りながら目に入る海や建物など、ふっとデジャヴを感じてしまうことさえあります。沖縄の山の中といっても、森の中を走れるのはやんばるエリアだけですし、沖縄の方がずっと人口も多く町もはるかに賑やかです。それでも、「どこか似ているなあ」、と伊豆と沖縄との共通性をつい感じてしまうのは私だけでしょうか。

今日は少し寒いからでしょうか、ちょっと伊豆の温泉が恋しくなってしまいました。



2015-04-05

いつ来てもおかしくない?

遠く離れてはいるものの台風4号が既に発生(それも、巨大)しており、ここ沖縄では、この時期になると台風のことが全く気にならないといえば嘘になります。

季節によりコースが変わるとはいうものの4月上旬ですでに4号。

北に曲がれば沖縄方面に来てもおかしくなかった。

沖縄で気になるのは、新聞の辺野古の記事とこの台風・・・。

あまり気にし過ぎるようなことはしたくないですけれど、ただ、自然の恵みも海の恵みや海洋環境の健康状態も、台風があってこそバランスの保たれているのが沖縄ですから、全く台風が来ないというのも困るのですね。

なので、適度な規模と勢力で程よい回数訪れる、というのが理想の様ですけれど、なかなかそううまくはいかないところが難しい。

ただ、今日4日に確認したらこの4号はフィリピンに近づく前に勢力が弱まりほとんど消滅しそうな状況。西方の海水温が低いので、台風が発達しながら西には移動できなかったのでしょうね。
(ただ、消滅前の規模はスーパーー台風に相当する巨大さで、4月にこれだけの大きさの台風が発生するのはかなりまれなこととか。エルニーニョ現象との関連も指摘されてました)

宇宙からの台風4号の写真、巨大台風だったことが分かります。Credit: ESA/NASA

気温だけみると、3月末から温度はぐんぐんと上昇、現在は1日の平均気温が25℃に近づいています。ということは、最高気温は28℃付近まで上昇しているということです。ま、海水温は気温程は急激に上がらないので、この時期発達した台風が沖縄方面を襲うことは殆ど無いみたい。ヤレやれ…です。


3月は結局、一度下がって、急激に上昇、今度は25℃を超えて・・・。

そして、4月に入って、最低が20℃以上!

そうなんです、冬から春を一足飛びして、沖縄はもう、気温だけ見たら、少し暑ささえ感じる季節に突入しつつあります。

そういえば、春の観光シーズンで春休み中のせいでもあるのでしょうか。道路がいつになく混雑しています。観光地は外国人も含め、大勢の人出で賑やかです。