2015-11-19

今日は秋雨、花の季節

今秋の沖縄は雨が比較的多いように感じますが、気のせいでしょうか?

今も外は雨模様。でも、しっとりしてなかなか気持ちの良い雨です。

本土と違い秋といっても紅葉はほとんど望めない沖縄ですが、逆にこのシーズンは第二、第三の花の季節、と呼べる程、あちらこちらで様々な花が咲き乱れます。まさに百花繚乱・・・。


ツワブキも 開花し、虫たちが集まっています。

長い真夏のカーッと照りつける日差しもついに和らぎ、ほんの少しずつ秋の気配が漂い始めると、不思議としっとりとした雰囲気も欲しくなるものですね。「花と恵の雨」、に映ります。

観光にとっては、美しい海の青色が失せてしまう、という欠点のある季節なのかもしれませんが、しっとりとした沖縄も植物が一緒だと大いに楽しめるような・・・。

整体院の前庭の植物たちも元気に花を咲かせています。
カランコエも花芽をつけ始めました。フフフ、11月半ばの室外の花芽ですよ。
定番のハイビスカスも蕾や花を沢山つけています。

雨のハイビスカス


追記:今シーズンの雨の状況は、過去の気象データをみると現時点ではむしろ少ないぐらいでした。降水量は台風の季節のある夏の方が多いのですが、雨や曇りの日数は秋冬が多くなります。やはり、沖縄は秋冬によく雨が降るようですね。

といっても梅雨時期同様、沖縄の雨は一日中降りっ放しということはあまり無く、降ったり止んだり、晴れたり曇ったり、です。また気温はさほど低くなりませんし、晴れれば日照もそれなりに強いです。そして、だからこそ秋冬野菜の収穫シーズンでもあるわけです。新鮮で美味しい野菜がこれからまた沢山出回り始めます。それも楽しみです!

2015-11-08

シロチドリの渡り?

先日奥武島に行きましたが、海岸に沢山の鳥たちが休んでおり、その数の多さにビックリです。

浅瀬や海岸に佇む鳥たち(分りにくいですが、目を凝らすと狭い範囲にも沢山いるのがわかります)
渡り鳥ですね。このお顔はシロチドリのようです。
本当にあちらこちらに沢山いましたが、渡りの途中の休憩でしょうか。それともこれから集まって渡りを始めるのでしょうか。彼らを驚かさないように、この日の海岸散歩は急遽取りやめ、にしました。家に戻ってから写真を拡大してよく見ると、シロチドリのようです。

沖縄で繁殖する唯一のチドリですので、島内各地の海岸でよく見かけはします。でもこの日は、海岸全面に少なくとも数百羽はいたでしょうか。なぜこんなに集まっていたのか、ちょっとした謎です。

このシロチドリ以外にも実は結構な種類の鳥達が混ざっていたのですが、ヒヨドリに似た一羽が妙に人懐っこく、近寄ってきます。可愛くて写真におさめたかったのですが、カメラを向けるとさすがに驚いたのか、飛んで行ってしまいました。残念!

何故かわかりませんが沖縄南部で暮らしていると、犬や猫の他にも様々な動物や鳥など、あまり人を恐れず穏やかだったり愛嬌をふりまくものが多いようで、ちょこちょこ心を和ませてくれます。ここに住む人々と似ている、ということなのかもしれませんが・・・?






2015-11-01

沖縄にも秋の気配

今年の沖縄は10月に入り雨の日が増え、例年より早めに涼しさを実感し始めてはいたのですが、沖縄の衣替えの季節は11月・・・。

10月中旬まではまだ晴れれば急激に暑さも戻り、クーラーや半袖半ズボンも活躍しますので、まだ秋到来、とはとても言い切れない雰囲気。

それが、10月後半あたりから徐々に、晴れて日差しは強くても風は暑くない=涼しい感じが増え、だいぶ過ごしやすくなってきました。そして、ついに11月に突入、で台風シーズンも終わり!

庭のツワブキもそろそろ咲きそうです。

神奈川在住当時の我が家のツワブキの開花は11月末から1月中旬位だったと記憶していますが、沖縄では育ちも良く、開花も少し早そうです。
結局今年、我が家のある沖縄南部をもろに直撃した台風は一個だけ。大型強力な台風が沢山発生した年でしたので、シーズン中はハラハラドキドキも多かったのですが、庭のダメージは昨年より軽く済んで本当にラッキー、ホッとしています。


上の写真は庭のクワンソウ・・・。
そうそう、以前直撃台風の直前の写真を撮り、「この台風の後には無惨な姿をさらすことになるのだろうなあ」、と哀れんだものでした。

ところが、です。すごーくビックリした事に、彼らは台風の暴風にびくともせず、この花を維持できていたのです!
この一見可憐に見える花は(上の写真ではあまり可憐には見えないかも?ですが、ユリのように葉の中からかなり細長い茎を伸ばし、その先にユリより小ぶりのこうした花が一輪咲きますので、横からみると風にゆれる様はなかなか可憐なのです。)その後も沢山咲き誇り、今でも庭のあちこちに彩りを与えてくれています。莟もかなり残っているのでまだ暫くは咲き続きそうです。
茎の部分を触ってみると、とても細いのですが確かに相当固くてしなやか。葉も同様に固さとしなやかさを備えています。すごくタフな花と葉だということが分りました。ま、沖縄では昔からなじみの花とのこと、やはり、台風に負けない強さ、逞しさを備えていた、ということなんですね・・・。

そして、このタフさを秘めた可憐な容姿に加え、鮮やかなオレンジ色は庭のあちこちにアクセントを与え、秋らしい風情も醸し出してくれますし、・・・。ということで、今ではすっかりお気に入りの花、です。

これから、多分12月中旬位まであまり暑くも寒くもない日々が続きます。花々も豊かで、春のうりずんの季節に勝るとも劣らぬ良いシーズン、沖縄の秋の季節いよいよ到来、です。



2015-10-29

沖縄の魅力と課題

沖縄はとても素敵な県です。

「〜しときましょうね。」という穏やかな口調(この独特のイントネーションまでは文字でお伝えできないのが残念ですが、柔らかで耳にとても心地よく響きます)と優しい人柄、郷土に対する愛情、伸びやかに育つ子供達、イノーに囲まれた美しい海岸線、恵まれた気候(台風を除き)、数えあげたらきりがありません。


都道府県別府県別東経とランキングで見る県民性というサイトに各県のベスト&ワーストというページがあります。沖縄県はこちらです。

もっとも喜ばしいのは、子供の数がベスト1というところでしょうか。子供を生み育てるのが盛んということは、今の日本は、貧しくて、労働力として子供を多く生む、という時代ではありませんので、実は隠れた幸福度の指標の一つなのかも、と思っています。
良く耳にする、全国でも幸福度トップ、という話と符合しています。

一方、沖縄の課題として語られるのが「長寿県」というかつてのイメージとその衰退。今や、残念ながらメタボ率でトップになってしまったらしいのです。

本土復帰後の日本食へのシフトを原因とする意見が多いようですが、やはりこちらに来て一番気になるのが、揚げ物や油を多用したボリュームある料理の多さでしょうか。暑い地域だから高温の油を使って料理することが多いという理由も分らないわけではありませんが、油の多用とボリュームの多さによるカロリーの増加は想像を超えます。その結果、特に外食では、量も脂肪も多いメニューが当たり前になってしまっているように感じます。

一例を挙げましょう。沖縄そば自体は汁にも油が少なく、本土のラーメンと比較しても低カロリーだと思いますが、沖縄で定番になっている「そば定食」は、普通のごはんにおかずといった定食に加えて、沖縄そばもついてくるので、実質的に2人前のボリュームですよね。さらに、油みそをご飯に載せて・・・。
先日は、唐揚げ付きのそば定食、唐揚げに何故かたっぷりマヨネーズをかけ、キャベツにもマヨネーズ、大盛りご飯に油みそを載せて食べている方を見かけましたが、これでは一食で2000キロカロリーをゆうに超えてしまうかもしれませんね。

そば定食は、安くて美味しく、お腹を十分以上に満たしてはくれるのですが、健康を考えると少し再考の必要なメニューなのではないかしら、と、ついつい心配してしまいます。

また、沖縄の皆さんの大好物、沖縄式天ぷら・・・。和食の天ぷらと異なり、フリッターのような感じ。しっかり味のついた衣がたっぷりついていて、これはこれで大変美味。私も大好きですが、一個のボリュームが凄い。私は大体半分で充分満足してしまうのですが、これを2つも3つもペロッとおやつ感覚で食事以外に食べてしまう、という人も沢山います。市販のお弁当にはこの天ぷらと唐揚げが大抵入っています。それ以外にも油で炒めたお肉や野菜などたっぷり入って500円しない、とか。

それだけでなく、米国型の食生活(大型のハンバーガー、ステーキ、とても甘いお菓子、ケーキ、など、美味しいのですけれど、どれも量、カロリーが多い)の定着してしまった時代もあり、メタボ対策と長寿の復活は本当に沖縄の大きな課題のようです。今では、沖縄でも盛んにメタボ対策キャンペーンを始めてはいるようですが、恵まれた環境の中でのビーチパーティー大好き、楽しく食べ飲み遊ぶ機会の多い沖縄、その効果が出るまでの道のりは結構長いかも、と感じる事もあります。

ただ、最近沖縄では、80代以上のおばあ達の食生活がもっとも健康的なものだったと、再評価され始めています。こうした認識を広く浸透させていくことが一番の近道なのかもしれませんね。80代、90代の超元気なおばあ、おじい達が最も良い身近なお手本、ですものね・・・。「健康長寿の県、沖縄」の復活が一日も早く訪れるよう、私も仕事を通じて少しでも貢献できたらなあ、と思うこの頃です。


2015-09-12

沖縄の五右衛門風呂!!

先日は、南城市にある仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー)も訪れてみました。

(フフフ、この読み方もとても面白いですねえ…。なかなか読めませんし、私は暫く「なんだかんだひーじゃー」と、送り仮名でさえ、読み間違えていました。)

ここには湧き水だけではなく、その脇にはなんと、大きな釜まで設置されています。

一瞬、「共同炊事場でもあったのかしら」とも思ったのですが、説明をよく読むと、これは実は釜ではなく、共同風呂として作られた 「五右衛門風呂」 でした。

五右衛門風呂
このヒージャー(井戸というより湧き水)は、南城市垣花の垣花樋川の近くにあるのですが、水貯めの高いところから水が流れ出るように設計されており、きちんと整備され生活用水として様々な用途に利用されていたことの良くわかるものでした。

女性用の水場は少し閉じた感じになっています。 
こちらは男性用の水場とのこと
この脇にある大きなカマドかと思ったのが、先ほどの五右衛門風呂でした。1912年に共同浴場として今の形に整備されたが沖縄戦で破壊され、平成16年に当時のように復元された、と説明にあります。

石畳もとても綺麗に整備され、まるで公園のようです。

綺麗に整備され気持ち良い場所に、今も渾々と冷たい水が湧き出ています。

欲を言えば、集落の中ではなく、海岸近くにこんな施設があればもっと素晴らしい?のかも…。

海岸で海を眺めながら水着でお風呂に浸かりたい気分です。

ただ、沖縄では一般的には各家庭でも湯船に浸かる習慣が余り浸透していないような印象があり、(シャワーのみ、を好む方が多い、家に湯船があってもめったに浸からないなど)、このヒージャーに戦前から五右衛門風呂が設置されていたことには、逆に少しビックリ、です。

でも、昔から湧き水を色々な形で利用し、地域のコミュニケーションの場としても大切にされていたことの良く分かる、貴重なヒージャーと五右衛門風呂、でした。訪問した甲斐がありました。

2015-09-04

沖縄南部八重瀬町の滝

今まで気づかなかったのですが、私の住む八重瀬町には、実は海に流れ落ちる大きな滝があったのでした。観光地としてきちんと整備されているわけではないので、あまり大々的に宣伝されていないのかもしれません。
でも、行ってみるとなかなか迫力ある立派な滝でした。
海側から見ると3段の滝を形成しています。
上から見下ろすと、クラクラするような断崖から流れ落ちる滝は、二手に分かれ、さらに岩の間を縫って複数の滝として落ちていきます。

第1段の滝は水量も多く、大きな音を立てて落ちていました。
2段目の一方と3段目の滝、3段目はこの他にさらに横に流れ落ちる滝を形成しています。

大きな流れは幅広く広がり流れ落ち、さらに流れが分かれ、小さな滝を形成しています。

こちらは第1段の滝が2つに分かれたもう一方の滝。
他の湧き水を集め、岩の間を多段に落ちていきます。

崖から何段目?。幾筋もの滝にもなって落ちています。

ここのところ、雨が多かったこともあり水量がかなり豊富なのかもしれません。断崖を下へ降りていかないと滝の全貌は見えませんが、すぐ隣にあるガー(湧き水)に続く通路までは手すりが作られています。そこから先は手すりが無く足元もあまりしっかりしていないので、下まで降りるのは少し難儀です。

滝はこの下の海へと落ちていきます。急な絶壁ですが手すりもないのため、
滝を見下ろせる位置まで行って下を覗くのが怖い。
ここは、崖上からの海の眺望にも息を飲みます。この日は曇り空でしたが、晴れていたら海の色が滝以上に心を魅了してしまうかも・・・。

この近辺の海は実はダイビングのスポットとしても有名なのだそうです。

目立たない所に意外な穴場的観光スポットが南部エリアには沢山点在していて、発見する度にビックリしています。




2015-08-28

日本100名水のひとつ垣花樋川(沖縄南部)

今年の夏はどうやら、沖縄の「水」に関わることが我が家のテーマになっている様で・・・。

今回訪れたのは、南城市垣花にある湧き水「垣花樋川」、環境省により1985年に名水百選に選ばれた場所だそうです。

竜の口から滔々と落ちる水
深い森の中から豊かな水が湧いているようです。
垣花樋川へ向かう通路は、潤いのある森に囲まれた石畳の道。湧き水は自然のままに残された水場を形成しているだけでなく、振り返れば広いイノーに囲まれた美しい海まで見渡せる、大変景色の良い場所でもありました。
石畳の道は濡れて滑りやすくなっていました。
道に横たわるパイプは下のポンプ小屋から続いており、湧き水を今も利用しているようです。
垣花桶川への石畳道を囲む道
石畳の道をアフリカマイマイ が歩いていました。大きい!初めて実物を見てしまいましたが、
死亡例もある寄生虫(広東住血線虫)が寄生している可能性もあるので触らないようにしましょう。
岩の上にはクワズイモが生えています。少し深い森の中に分け入ったような雰囲気。
森から突如明るい開けた場所に出ると、垣花樋川はもう目の前、斜面の踊り場のような所にありました。そしてその先、目に飛び込むのは青い海です。
湧き水に繋がる道 
ホルトノキとその向こうに見える海。この風景もなかなか良い雰囲気…。
苔むしたホルトノキが日陰を作り、常緑樹の葉の入れ替えなのでしょう、所々真っ赤に紅葉した葉が、まるで赤い花のようにこの木に色合いを与えています。雨の中でも海は映えていましたが、晴れたらもっともっと眩しい色の海が見られるのでしょうね。

その手前には自然そのものの池があり、とても贅沢な景色です。
湧き水の脇にベンチがあり 
一段下に清らかな水の池があり、自然の水辺は憩うには最高の雰囲気…。
さらに下には畑が作られており、今はクレソンが栽培されていました。
この水を利用した稲作の行われていた時代もあったとか・・・。

池に手を入れると冷んやりとても気持ち良いのですが、美しすぎて何か恐れ多いような気にもなってしまいます。

さすが名水百選に選ばれるだけのことはある、といった感じがします。



2015-08-22

クワンソウの花

台風15号の来襲が予想されていますが、そんな中、庭でクワンソウの花が咲き始めました。

クワンソウの花はまるでユリの花の様。(絵のようですが写真です。)

先の台風で葉の先が茶色になり少し弱っていたようでしたが、一週間ほど前から蕾が膨らみ始め、一昨日に開花、今日は既に2つ目の花が咲いています。次の蕾も膨らんでいます。

もともとは、以前にも書いたように野菜として購入した根のついたままのクワンソウでした。でも、葉は硬めで食用にはちょっと向かない気がしたので、多分花は楽しめるだろう、と、庭に植えたものです。

最近は、地下茎から徐々に領土を広げていますので、今後も花は少しづつ増えていきそうです。

むろん台風15号が直撃すれば、花も葉も壊滅的打撃を受けるのだろうと思いますけれど、でも、地下茎で増える戦略を持つ植物は今年も、それなりに逞しく復活してくれるのでは、と期待しています。

こんな可愛い花が台風で無残な姿になってしまうのを予想しながら、大した防御もしてやれないのは、正直、少し心苦しいところもあります。でも、それも含めて自然と付き合う、その付き合い方を毎度毎度教えてもらってもいるのだろう、と思う事にしています。

せっかく頑張ってその美しい姿を見せてくれたクワンソウの花・・・。

貴重な一枚として、写真に残すことにしました。

2015-08-21

沖縄南部の湧き水

お盆休みを利用して、糸満市大里地区の「嘉手志湧き水」を訪れてきました。

子供達は水遊び、大人は水に足をつけて涼しさを満喫できます。

沖縄は河川は多くないのですが、湧き水「ガー」は結構身近なところに沢山あり、実は我が新城地区でも、整体院から30メートルほど降りた所に一つあります。

冷たい水が湧き出ています。
「嘉手志湧き水」は、冷たい水が渾々と湧き出ており、また子供たちが水遊びできる公園として整備されていました。

湧き口は安全のため子供たちが入れないように保護されています。
 整体院のある八重瀬町内にも屋富祖井や世持井など比較的大きな湧水池も結構あるのですが、それらは残念ながら、子供たちが安心して遊べるような整備は、まだされていないようです。

お隣南城市にある、有名な玉泉洞の洞窟(我が家から徒歩圏内)内部にも滝があったり、湧き水が沢山あるのですが、そこはそれ以上に鍾乳洞として大変見応えがある場所なので、「湧き水」はおまけのようなものですね。

こうしてみると沖縄南部地域というのは、川は殆ど目立ちませんが、実は地下水という形での水の比較的豊かな場所なのでした。

今ではサトウキビ畑の風景が卓越している南部ですが、その昔水田が広がっていた時代もあったとか…。その理由の一つが、多分、この地下水の豊かさだったのかも、と思います。






2015-08-17

新城エイサー・盆踊りの夕べ2015

2015年の「第44回新城エイサー・盆踊りの夕べ」は、8月の28日(金)、29日(土)に新城公民館(農業改善センター)前の広場で開催されます。

昨年のうちわですが。
昨年の写真ですが、手作りの祭りはとても家庭的な雰囲気です。 

エイサーは連日披露されます。 


最後はカチャーシーで終わります。
今年も楽しみですね。


沖縄の水辺ツアー

夏場はやはり水辺がとても魅力的・・・。

沖縄の水辺の筆頭はもちろんイノー(サンゴ礁)の広がる海ですが、幼い子供たちも安心して遊べるような場所として、小さな川やダム湖もあります。つい先日、比較的近場にあるダム湖と遠い北部の河川を訪問してきました。
展望台から人工の水辺で子供たちが遊んでいるのが見えます。
自然の景観だったら名所になりそうな景色です。
こちらは、北中城インターからすぐの場所にある倉敷ダムです。沖縄のダムは発電目的のダムでなく貯水池としてのダムです。ですからこのダムは、深い渓谷で落差のある場所ではなく、市街地のそばにあります。

ダムの向こうに見えるのは、うるまの街並みと嘉手納基地

ここは園内が良く整備されており、滝壺や川の流れをイメージしたミニ公園も付随していて、小さな子供たちが遊ぶのにも最適。写真は園内にある展望台から撮影しています。

木が生えていた場所には切り株が
公園内には管理事務所があり、こちらのダムを作るにあたって水没した村等に関する資料も展示されていました。完成もたった20年程前のことだとか。沖縄にとってダムの水がいかに貴重なものか、島でいつでも使える水を得ることの容易でないこと、を実感させられます。

こちらの人工の川辺で遊んでいたら、本物の川にも行きたくなり、沖縄自動車道を北上し、名護のとある川の河原にも行ってしまいました。

この川辺には、さすが、人工の流れと違い、お魚さんなど色々な川の生き物達が住んでいます。海とはまた一味違いますが、童心に帰って遊びたくなる自然の水辺、もう言葉は要りませんね。


穏やかな流れで深いところはありません。遠くでシラサギが魚を追っています・
背中が黒いお魚ですが、種類は分かりませんでした。
おとなしくしてますが目がぎょろりとじっとこちらを見ているように感じます。ハゼさんですね。





今回は、海以外の沖縄水辺ツアーのご紹介でした。沖縄=海のイメージがとても強いですが、自然の川や人工の湖であっても、なかなか魅力溢れる場所があるなあ、と思います。

ただ、沖縄にとって真水は大変貴重。こうした環境を安易な気持ちで汚さぬよう、大切にしなければ、と思います。