2013-08-20

おうちごはん

つい先日母を病院へ連れて行き待合室で待っていると、高血圧予防の食事や、糖尿病予防の食事など、様々な病気を予防するための食生活のアドバイスが載った冊子がおいてあり、パラパラと眺めていたのですが、やはり一言でいうと、低カロリー、食塩控えめな食生活が理想、ということ。

一日の運動量にもよりますが、座って仕事をする時間が長く、動いていても軽い動作がほとんど、という生活ですと、女性なら1650キロカロリーで十分ということに・・・。

理想の食生活として朝昼夜の三食のメニューが写真で載っていたのですが、ホント、入院中の食事のような質素な量と内容に、改めて驚きます。

そう、一日1650キロカロリーの食事というのは、本当にささやかなものですね。外食すると、一食で800~から1000キロカロリー程度になってしまうものもざらにありますから、一回でも外食をしたら、残りの二回の食事はよほど質素なものにしないかぎり、あっと言う間に2000キロオーバーになってしまうというわけです。
ましてや脂っこくて甘いおやつなど少しつまんだら、2300から2500位すぐでしょう。菓子パン類も美味しく軽い食感で、あまりお腹にたまらないので、つい小腹が空いたときのおやつとして口に入れたくなってしまうことがあるのですが、一個で500.~600キロカロリーあるものも沢山あります。つまりたった一個でひょっとすると一食分のカロリーすら超えてしまうということですね。

事実、私も一日一回の外食がほんの数日続いただけで、体重はすぐに増えてきます。でも外食がなくなり、三度三度おうちごはんをしていると、どんどん元の体重に戻っていきますので、我が家の食生活はそれなりに低カロリーなものといえそうです。

ただ、病院で見た写真のようなメニューとは少し異なり、もう少しボリュームはあると思うのですが・・・。
野菜がとても多いこと、ごはんや肉や魚は少なく、タンパク質の中心は大豆や大豆の加工食品が多いこと、豆やイモ類、カボチャなども多く食べていること、料理に油をほとんど使わないこと、などがボリュームの割に低カロリーになる理由かしら~、とは思います。

カボチャやおイモもお出汁を使ったり、お砂糖をいれたり、ときにはバターなど入れたりしていたこともかつてはあったのですが、今では簡単にレンジで調理してしまいます。質素と言えば質素ですが、超簡単調理にもかかわらず、カボチャやおイモの甘さがしっかり味わえ、最近ではなまじのお菓子より美味しいと感じることもよくあります。

何も入れないそのままの味がこんなに美味しかったなんて、と改めて色々実感してもいます。

地味で質素なものではありますが、おうちごはんでこんなに満足できるというのは、やっぱり幸せですねえ・・・。

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