2013-06-05

洞窟があちこちに

沖縄南部は石灰岩質の土壌です。化石が残り易いと言われており、1万8000年前の港川人の人骨も発見されています。

石灰岩質と聞けば、鍾乳洞を思い出すかと思います。そうです、周りには洞窟がそこかしこにいっぱいあります。

隣町(といっても歩けるような距離ですが)には、沖縄ワールド(玉泉洞)があります。内部に滝まであるこの玉泉洞という鍾乳洞の大きさには驚かされます。全長5キロにも及ぶ鍾乳洞のうち約1キロが公開されています。鍾乳洞だけでなく、沖縄村が敷地内にあり、工芸品の展示、古い町並みの再現、買い物やアトラクションが盛りだくさんで一日楽しめますので、お勧めの観光地です。すぐ隣には洞窟喫茶のある、ガンガラーの森もあり、洞窟を探していたらきりがありません。

新城には、ヌヌマチガマという舌を噛みそうになる名前の洞窟もあります。

このヌヌマチガマ、畑の中にほんの少し、木立があるだけの場所ですが、実はそれは洞窟の入口で、洞窟の全長は500mにもなる様です。沖縄戦では野戦病院として使われ、当時は800人の傷病兵がいたとの記録が残っています。





0 件のコメント:

コメントを投稿