2013-06-23

慰霊の日の大きな満月

先日、「生まれて初めて夏至らしい長い一日を経験できそうで楽しみだ」、と書きましたが、21日の夏至の日は台風の影響がまだ少し残っていて、残念ながら大空の一部は黒雲に覆われ、8時過ぎまで残照が楽しめる、という感じにはなりませんでした。

でも、これから長い夏の始まりです。二時間近くの贅沢なトワイライトタイムシーズンはまだ当分続くのでしょう。それだけでもワクワクしますね。

今日23日は沖縄では「慰霊の日」、県内各地で慰霊祭が開催されました。

沖縄戦に思いを馳せ、少し感傷に浸りながら二階のテラスに出ると、正面に大きな大きな満月が上ってくるではありませんか。

ひと時、サンゴ礁の海から上るこの満月ショーに釘付けです。


沈みゆく西日の影響なのか、透き通るように美しく照り映え、伸ばせば手に届きそう。杵つきウサギですら大きく立派で、荘厳な趣さえ漂ってます。

お月様もこうして霊を慰めているのでしょうか・・・。

大らかに伸びやかに広がる丘陵、その先に広がるサンゴ礁の海、そして夜の美しいお月様まで、ここには身も心も癒してくれる風景が沢山あります。

そのせいでしょうか?最近、那覇や浦添など遠方からみえる患者さん達が、「この風景を目にするだけでも癒される感じがして、ここにまた来たくなってしまうんですよ」、と言ってくれます。

なんだかちょっと嬉しいですね。

追記:この日の月は、「スーパームーン」といって、年に一度、月が地球に一番近づき、1割以上大きく見える日だったとのこと。スーパームーンという名前が少し気になりますね。もう少し、気の利いた名前をつけられないものかしらね。

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