2013-05-31

レスリングがオリンピックに残った

レスリングがオリンピック種目の最終候補に残ったらしい。
吉田沙保里選手含め、日本の女性選手にとってとても嬉しい事だと思います。
私としてもレスリングは格闘技の最もわかりやすい形態で、古い形のオリンピック競技のイメージを象徴するものとして、なくなるのは寂しい気がしていたので良かったと思います。

その他に最終候補に残った種目に野球・ソフトボールが挙げられていましたが、こちらはビジネス的にも成功しているので、オリンピックに参加する意義を問われかねない状況があるのではないかと思われます。プロが参加しなければレベルが下がりますが、プロが参加すれば本業とは異なるボランティアでの参加となり、本気度が問われかねない事態になります。

ビジネスで成功したスポーツとオリンピック、非常に難しいものがあります。既に過去にも議論されてきた事でしょうが、頂点を極める祭典としてのオリンピックと、それらのスポーツのあり方にそぐわないところがあるのではと思います。

メジャーなスポーツがオリンピック種目に取り上げられる一方で、マイナーなスポーツが外されているのでしょうか。私個人はマイナーなスポーツをやっている選手が、4年に1度檜舞台に立つ場としてのオリンピックが好きです。今まで普通の人だった隣のお兄さんやお姉さんが、突然ヒーローとなることにオリンピックの醍醐味があり、そこにこそ多くの人が感動する要素があるのではないでしょうか。

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